『モデレートしてください』

この頃 六兵衛ブログに、度々 外国語のコメントが来る。

当ブログ1月24日の日記にも、そのコメントの事を書いたが

そもそも それが、外国語のコメントが来る始まりだった。

 

やはり この外国語のコメントは、得体の知れない何かの宣伝

のようで、ときどきコメントを寄せる程度なら・・と気軽に

考えていたのだが、昨日の30日には10通ものコメントが

来ていて、今日は すでに4通ものコメントが来たとなると

気楽には ほって置けなくなった。

 

ネットで調べてみたが、ちょっと ややこしそうで・・

「トラックバック」とやらを求めるコメントだという。

「トラックバック」とは何かとか、ややこしい意味はともかく

あるコメントが来た場合、そのコメントを「承認する」か

「ゴミ箱に入れる」かを選ぶ必要があるらしい。

・・そういえばサンタクララの次女や、友人などがコメントを

くれた時などにも、「承認する」を選ぶ作業をしたことを

思い出した。

 

とりあえず六兵衛のする事は、訳のわからなくて ややこしい

知らない奴からのコメントは、全部 削除する事ようのだ。

 

削除!

 

「かきくけこ」の「か」

居間で のんびりしている時、となりに座っている つれあいが

六兵衛に向かって『はいん 』と云う。

よく聞こえなかったが『はいん? 』がどうした?と聞き返すと

『はいんず!』と云う。

『・・はいんず? 』と また聞き返すと

『は!』と云う。

『は?』

そんなやり取りを 何度か繰り返したのち

かきくけこ「か」!かいんず!

 


以前に遊びで作った「マンガ絵」が、パソコンの隅っこに残っていたので
懐かしシリーズで掲載する。

 

つれあいは「か」と云ったのに、六兵衛には「は」と

聞こえたのだ。

どうやらホームセンターの「カインズ」と 云うつもりだった

らしい。

 

その数日前にも 六兵衛が、つれあいに云った言葉が聞こえにく

かったらしく、聞き返してきたのではひふへほ「は」

そんな やり取りをした ばかりだった。

 

どうにも お互い、当然ながら 少なからず老いてきて

言葉の滑舌も悪くなり、聞く方にしても耳の衰えがあって

ついつい、こんなやり取りが多くなってくる今日この頃である。

 

表紙絵が消えた・・

昨日、我が六兵衛ブログを見て驚いた。

タイトル文字はあるのに、昔の懐かしいマンガの主人公たちを

登場させたバック絵(表紙絵)が消えているではないか・・。

えっ! ナンデ・・?

 

・・考えてみるに、どうやら六兵衛が前日、何を勘違いしたのか

ブログ内の画像の入れ物から、大切な表紙絵を削除してしまって

いたようなのだ。

解決しようと ブログの管理画面に入り、六兵衛の分かる範囲で

なんとか頑張ったけれど、結局 訳がわからず 解決出来ない。

結局はサンタクララに暮らす次女に、メールを送り助けを

求めるしか方法は ないらしい・・。

 

その旨を書いたメールを次女に送った15分後に

『直ったよ・・』とのメールが次女から返ってきた。

六兵衛ブログを見たら オぉ〜! マンガ絵が蘇ってる。

 

赤城の山に立てこもった国定忠治が、かわいい子分達と

別れを決めた最後の晩に、『加賀国の住人、小松五郎義兼が

鍛し業物・・俺にゃあ 生涯てめえという 強い味方があった

のだ。』・・と、見得を切った場面のように

六兵衛にも つえー味方があったのだ!

 


このマンガ絵は、ココログブログだった頃の2016年2月22日の日記
「ダウンロードはしてみたものの・・その2」に掲載していた「マンガ絵」に
次女達を合成した。

 

歳の所為ばかりではないだろうが、ますます「I T」には疎くなり

じっくり考える能力も衰えてきているようだ・・。

それなのに 遠い昔の事などは、じっくりと思い出し 懐かしむ

日々が多くなっている六兵衛ではあるが・・・。

 

カリギュラ現象?

新型コロナウイルスが蔓延する中、気軽に出歩くことも

ままならない状況が これからも続きそうな、そんな世の中。

元々が出不精な六兵衛とはいえ、思うままに出歩けない日々は

やはり不自由である。

 

遠い とおい昔、わずか4,5年ほどの短い時間だったが

まだ20歳代前半の若い頃の六兵衛が暮らした東京で

親しく 日々を共に過ごした友人のサブローさんとは

その後 お互いに東京を離れ、会う機会もなくなってしまった。


以前に遊びで作った「マンガ絵」が、パソコンの隅っこから出て来たので
懐かしシリーズで掲載する。

 

遠く離れて それぞれの暮らしを過ごしてきて

もし再会 出来るとしたら 、これが最後かもしれないと思える

お互いがジーさんになって、『40年ぶりに会いたいね!』と

以前に電話で話し合ったが、いざ 行動・・となると

出不精も手伝って、なかなか そのキッカケがないまま

数年の日々が過ぎた・・。

 

コロナ禍の今、気軽に移動も出来なくなると 勝手なもので

ダメと言われたら 返って それをしたくなる子供のように

(「カリギュラ現象」と言うらしいが・・)

懐かしいサブローさんと、あの頃の東京に会いに行きたくなる。

半世紀も前、毎日のように渡った神田川に架かる旧 隆慶橋や

神楽坂通りを ぶらぶら上って、横寺町の風呂屋の角を曲がり

路地の奥にあった安アパート辺りまで、二人して歩いてみたい

と強く思う六兵衛である。

 

英語のコメント

今日 当ブログにコメントが入っていた。

誰が寄越してくれたのだろう・・と調べてみると

英語の文言が並んでいる。

・・・・・・・・・・・

我がブログ、滅多にコメントなど ないのだが、今日のように

たまに貰えたと喜んでいたら、英語のコメントで恐れ入る。

 

無料のGoogle翻訳で、そのコメントを翻訳してもらったが

今一つ よく分からない内容である。

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何度か読んで、六兵衛なりに考えてみるに

どうやら このコメントは、何かの宣伝のようである。

 

結局 このコメントは、削除させてもらった。

 

ネット通販の返品は・・その了

Amazonへの出品業者から購入した、つれあいの「ゆったり

ワンピース」が、値段の割に 生地は薄めで貧弱だし

作りは お粗末、しかも「タグ」さえも付けてなく、だから

つれあいは納得できず、出品業者に「返品」を申し込んだのは

品物が届いた同じ日、1月17日(日)の昼過ぎの頃だった。

 


孫たちが まだ小さかった頃に、遊びで作った「マンガ絵」が

パソコンの隅っこに残っていたので、 懐かしシリーズで掲載する。

 

以後、出品業者は 値引きなどを繰り返し、簡単に「返品」に

応じてはくれない。

何度かのメール(言葉使いは丁寧だった・・)でのやり取りが

あって、最後には「返金」に応じてくれたものの

品物に関しては、こちらで処分してくれと繰り返す。

1月23日のメールでも・・

『返信 遅れて申し訳ございません。

大丈夫です。処分してください。

今回 誠に申し訳ございません。』

・・と、品物の返品に関しては応じてくれず

やはり当方で処分してくれと繰り返すばかりである。

これ以上、”返品を希望”するのは 出品業者への意地悪でしか

ないか・・と思うことにした。

 

・・とは云え つれあいは「ゆったりワンピース」を着用する

気はなく、だからといって ”それ”を捨てるわけにもいかず

とりあえず当分の間は、我が家の何処かに 「有る」事になる。

 

ネット通販の返品は・・その2

つれあいが購入した「ゆったりワンピース」を返品をしたい

・・との申し入れを、amazon内の出品業者に連絡したら

金額から1000円を引くので購入してくれないか・・

とのメールが来たが、再度 返品を申し込んだ。

 

 

・・ここまでの当方と出品業者とのやり取りの過程は

1月20日の当ブログに書いた。

その後の成り行きだが、1月20日の夜7時頃 販売業者から

再度メールが来た。

『度々申し訳ございませんが、今回 最大半額引きを

提供できます。

海外発送の関係で、商品の回収は少々難しいです。

もし受け取ってくれれば大変感謝します。

ご検討をお願いいたします。』・・との事。

 

折り返し 当方の返答として・・

『海外発送のため返品は難しいとの事ですが

半額になっても、また無料になったとしても

残念ながら着用する考えはありません。

もし御社で回収が難しければ、最終的な管理責任者である

amazonに引き取りの相談をしたいと考えています』・・と

書いてメールを送った。


孫たちが まだ小さかった頃に、遊びで作った「マンガ絵」が
パソコンの隅っこに残っていたので、 懐かしシリーズで掲載する。

 

今 思うと、この文章の最後の「回収しなければamazonに

相談を・・」という部分が、管理者のamazonに告げ口を

するぞ・・というような、出品業者にとって いやらしい印象

を与えたかもしれない・・と思ったりもしたが・・。

ただ、代金は返ってきても、品物は適当に処分してくれ・・

と言われても、当方としては処分に困るわけで

返品したい場合は、出品業者でもamazonでも どちらでもいい

から品物を引き取ってもらえる方法はないものだろうかと

相談したいという意味だったのだが・・。

 

翌1月21日(木)18:31に出品業者からメールが来て

『・・すでに全額返金いたしました。

商品は処分してください。・・・』との事。

 

返品は当然として、商品は当方で処分してくれと言われても

だからといって商品を捨てたり、燃やしたりして

処分するわけにもいかない。

第一、返品するべき商品が、これからも我が家にあり続ける

のは気分が悪い、気持ちも悪い・・。

だから、『 返金していただいて ありがとうございます。

商品は処分してくれとの事ですが、御社にとっては大切な

商品なのではないですか?

商品を送り返すには送料がかかりますので

どうしたものか迷っています・・。

良い方法は ないでしょうか?』と、まずは出品業者の判断を

もう一度 聞くことにした。

( ウザい客やなぁ・・と、思われているやろなぁ〜 )

 

ネット通販 宅配買取の その後

新型コロナ騒ぎが始まり、出来るだけ人混みを避けるため

読み終えて溜まっていた文庫本を、市内の中古本屋にまで

売りに行く事を控えていた六兵衛だが、ネット通販の

「宅配買取り」システムを利用して、コロナ騒ぎ以前からの

文庫本も含めて240冊ほどの読み終えた文庫本を

宅配業者さんが引き取りに来たのが1月8日だった。

送った文庫本は二つの段ボール箱に、合わせて242冊を入れた。


六兵衛が以前 作っていた「大衆娯楽小説は文庫本で」というブログの中の
2012年の冬の頃に「さし絵」として掲載していた96作目のカット絵。

 

それら文庫本の査定結果が、メールで届いた。

1冊30円の値が付いた文庫本は6冊、20円は9冊

10円が17冊、5円は117冊。

それ以外に 中古本屋さんに在庫が余っているらしい本や

品質が基準に満たない汚れた本など、そんな文庫本が89冊もあり

合わせて229円での買取という。

中古本屋さんにしてみれば 売るにも売れず

まぁ お情けのようなもの・・と言いたいようだ。

また同じ本が2冊もあるという文庫本が4冊もあり

これらは値段が付かず0円だという。

あれやこれやを全て合わせた合計買取金額は1,344円と

相なった・・。

 

過去に何度も、市内の中古本屋へ直接 持って行った場合には

今回の宅配買取値段よりも、3倍から4倍 前後の値が付いた

ものだが、それでも出歩くことを避けるためだったから

その金額で了解のメールを送った。

 

ネット通販の返品は・・

つれあいが 先日、ネット通販サイト「Amazon」への出品者が

売り出していた、自宅で過ごす為の「ゆったりワンピース」を

注文をした。

翌日には出品者(販売者)から、次のようなメールが届いた。

『 商品は発送しました。

※ この商品は海外倉庫より直送のため

 商品発送後7〜12日前後に届きます。

※ 閉店時間:中国の春節(一月15号から二月25号まで)

 には、当店は しばらく休業させていただきます。』

・・・等々。

 

・・「海外倉庫より直送」とか「中国の春節(一月15号から

二月25号・・云々」などの文言をみると

どうやら出品者(販売業者)は日本語が完全ではない

中国の業者かもしれない。

そして1月15日から2月25日までは春節で休みだという。

それだと品物が届くまでに時間が掛かるかもしれない。

中国業者の中には、いい加減な奴もいると聞いたりするが

中国の業者だからといって、みんなが皆んな いい加減な業者

ばかりではないやろとも思うし、とりあえず少しくらいなら

このまま待ってみる事にした。

 

それでも思っていたより早く、注文してから6日目に品物が

我が家に届いた。

つれあいが 早速 届いた服を広げて、あれこれと見ていたが

どうやら気に入らない様子である・・。

 

つれあいの言い分は こうだ・・。

金額の割に生地がペラペラで薄っぺらい事。

生地の品質や洗濯などに際しての説明を書いた「タグ」が

どこにも付いていないことなどもあって、このワンピースを

信用出来ないようだ。

そんなこんなで この服、気に入らないから返品したいという。

 

その上、荷物が届いた時の「送り伝票」をみると・・

出品業者の住所が『〒035−2203 東京都立川市砂川』

とあるが、「砂川」以下の番地の表示がない事や

郵便番号の最初の数字「035」を調べてみると

青森県むつ市の番号のようで、その むつ市には「2203」と

いう番号は無いらしい・・。

そして 送り主の名前が「株式会社 様」となっている・・。

会社名が無い?・・

あれも これも、どうにも こちらを不安にさせるような

「送り伝票」である。

 

これまで それなりに、AmazonやYahoo!ショッピングなどの

ネット通販で買い物をしてきたが、購入した品物を返品する

のは初めての経験である。

まず「返品」の方法をAmazonサイトで調べ、出品業者宛に

返品したい旨のメールを送った。

 

そもそも、品物を注文した後に出品業者から届いたメールには

『1月15日から2月25日までは、中国の春節なので休業する・・』

との注意書きがあったので、当方から返品したい旨のメールへの

先方からの返答メールは、遅れるかも・・と思いながらも

Amazonサイトによると、『出品者に返品をリクエストして

2営業日以内に出品業者から連絡がない場合は

マーケットプレイス保証を申請できます。 』との表示もあり

最悪の場合はAmazonが責任を持って対処してくれそうなので

安心はしているものの、何しろネット通販での返品は

初めての経験なので、未知に対する不安もある。

 

1月18日、思っていたより早く出品業者から返答メールが

届いた。

『この件について確かめたいのですが、実物の写真を

確認させていただけませんか。』と「服」の写真を送って

くれとのメールだったので、即 その日に「服」と荷物に

貼られていたヤマト関西OPセンターの「配送伝票」の二つの

写真を出品業者に送った。

 

翌日の19日の夕方、出品業者から再度メールが来て

『写真ありがとうございます。満足させなくて申し訳ござい

ません。商品自体は損傷などないようですが、可能であれば

今回1000円引きで利用してくれませんか。

是非ご検討ください。』・・との事。

使えないものは安くなっても(タダでも)使えない・・との

思いがあり、『・・・やはり返品させてください』とメールを

返信した。

 

その後の連絡は、20日のPM4時現在 まだ来ていない・・。

 

今は、業者からの返品先の住所の連絡が来ていないので

「ゆったりワンピース」は、そのまま 我が家にある。

もしかしたら業者の国名コード「CN」とあったので

中国らしい。

とは云っても、中国まで送り返してくれとは言わないだろうと

思っているのだが・・

はてさて、どうなる事か・・。

 

記憶の片隅に・・

『命美し』『南風』『自由学校』『新女性問答』『高原の月』

『懐かしのブルース』等々 とうとう、戦前や戦後すぐの

古い時代の多くの映画を、嬉しい事に今はYouTubeで

わりと簡単に観ることが出来る。

 

『 どこか・・例えば 信州あたりの高原のような場所にある

旅館か寮か、裏山側に小さな谷川が流れていて

洗濯などが出来るような 庇(ひさし)のある薄暗い通路があり

その建物で働く人達か、もしかしたら旅館の客かもしれない

何人かの若い男女が、何やら話しをしている・・。』

 

・・六兵衛が まだ子供の頃の、遠い とおい 遥かに遠い昔の

六兵衛が小学校低学年の頃か、もしかしたら それよりもっと

小さい頃だったかもしれない。

もちろんテレビなど 無い時代の映画の一場面だと思うが

そんな映像が今でも消えずに残っている。

 

太平洋戦争も終わり、軍国主義の時代から開放された

昭和20年代の、貧しくとも自由を謳歌し 青春を満喫し

将来に明るい未来がありそうに思え始めた・・

そんな時代の若者達が躍動する映画の(幼かった当時の六兵衛

には、映画に登場した若者達が 皆 大人に見えたものだが・・)

子供の頃に田舎の映画館で観たであろう一場面の記憶があり

出来る事なら もう一度、その映画を観てみたいと思うのだが

残念ながら その映画の題名も、演じていた役者さんも

監督さんさえ まったく分からないのだから探しようがない。

 

今は「You Tube」で昔の古い映画を観ることが出来るから

かすかな記憶を辿って あれこれと探しては みるものの

頼りない六兵衛の記憶に残る、そんな場面につながるような

映画には、まだ出会えていない。

 

例えば、中川信夫監督の作品で1956年に制作された

新東宝映画『高原の駅よさようなら』という水島道太郎さんと

香川京子さん主演の映画など、どこかの高原での物語のようで

タイトルを見るだけなら、六兵衛の記憶する映画にぴったりだから

YouTubeで探して この映画を観たが

六兵衛の記憶に残る それらしい場面は出てこず

残念ながら違う映画のようだった・・。

 

そして もう一つ、川端康成の『山の音』という小説を

成瀬巳喜男監督が1954年に、山村聡さんと原節子さんの主演で

制作した東宝映画がある。

「山の音」・・このタイトルも、六兵衛の記憶に残る一場面に

ぴったりの映画ではないかと期待をさせた。

しかし この映画、YouTubeでは観ることが出来ない。

だから他のサイトで、その映画のあらすじ等を調べてみると

「山の音」というタイトルの意味は、老いを感じ始めた初老の

主人公が、老いる事への不安を表しているということだし

初老の主人公(山村聡)が、自分の息子(上原謙)の嫁

(原節子)に淡い恋情を持つという内容のようで

六兵衛が昔 観た映画の印象とは、いささか違う内容のようだ。

 

はてさて、頼りない一場面だけが記憶に残る古い映画を

探し当てることは、どうにも難しいようである。

・・とは言え 案外 誰にでも、多かれ少なかれ形は違えど

心の片隅に、かすかに残る記憶の欠片のようなものを

持っていたりするのではなかろうか・・。