昨年の秋、Mac OSの新しいバージョン「macOS Big Sur」の
発表があった。
とはいっても、 六兵衛が使っている「MacBook Air」に
直ぐにバージョンアップなど しない事に決めていた。
なにしろ、昨年11月27日の日記『MacOS Big Sur 11.1』にも
書いているように、バージョン「Mojave」から新バージョンの
「Catalina」にアップされた時にバージョンアップをすれば
六兵衛の手には負えない問題が出てくる可能性もあって
だから直ぐには「Catalina」へのバージョンアップを
躊躇していたのだが、バージョンアップをしないままだと
デスクトップ画面の「システム環境設定」の歯車マークに
いつまでも❶がくっついたまま消えずに、目障りだったのだ。

目障りが辛抱できず、結局 新バージョン「Catalina」に
アップをしてしまったが、結果「ミュージック」アプリが
六兵衛なりの使い方が出来なくなり、他にも それまでとは少し
勝手の違いなどがあって、パソコン未熟者の六兵衛としては
慣れるまで、いささか手間がかかり戸惑った経緯があった。
だから、だから・・今回のバージョンアップは
簡単には行わないぞ!・・と、強く決めていたのだ。
『・・今回は 負けへん!
歯車のマークに ❶が付いていたかて ナンボのもんじゃい!
気にせえへんで! 気にしたるかい!・・』
こんなセリフを、ほんの2ヶ月前に新しいOSが発表された
時から、強く思っていていたのに・・。
そんな思いを、日記にも書いたりしていたのに・・。
それなのに、たった2ヶ月でアッサリと
今回もまた 目障りな❶の軍門に下ってしまい
結局 新しいOS『MacOS Big Sur 11.1』のバージョンアップを
行う事にした。
今回 バージョンアップをする事で 最も気になっていたのは
「MacBook Air」に入っている 整理とセキュリティ保護が目的
の有料アプリ『CleanMyMac X』や、フリーペイントツールの
『FireAlpaca』、そして はがき印刷用の『住所録』など諸々の
アプリが、バージョンアップ後にスムースに動いてくれるかを
心配しのだが、『CleanMyMac X』や『FireAlpaca』など
特に問題もなく動いてくれた。
しかし、プライバシーやウイルスなどから「Mac」を守る無料
の「Sophos Home」を再設定する場合に・・

「システム環境設定」内の「セキュリティとプライバシー」で
”鍵” が解除 出来ない状態になっていて
「Touch ID」や「iCloud」などのアプリの設定をする為の
パスワードが、受け付けてくれなくなっていた。

そこで 「macOS Big Sur」にバージョンアップした後に起きる
可能性のある問題点を、ネットで調べてみたら
『システム環境設定のロックが解除出来なくなる不具合が
生じている・・』とのサイトを見つけた。
そのサイトによると、『Apple T2 チップを搭載したMacは
SMCをリセットすれば良い・・』と、そんな事を書いている。
我が MacBook Airのハードウェア内の「コントローラ情報」を
見ると、確かに『 T2 チップ 』との表示がある。
だから、「SMC」なるもののリセットとやらをするべく再度
サイトで その方法を調べた。
Macの電源を強制的に落とし、「option」などと一緒に
電源ボタンを長押しし、改めて電源を入れる・・と書いてある。
指示通りに進めると、流石だ。
“ 鍵 ” が 開くようになったのだ。

結果、「Sophos Home」のアイコンもメニューバーに現れ
「Touch ID」、「iCloud」などの再設定をも行い
我が「MacBook Air」の「システム環境設定」の歯車マークに
付いていた❶も消えて、とりあえず スッキリする事が出来た。
今回のバージョンアップは、それなりに大きな変化があった
らしく、「Catalina」のバージョンナンバーの「10.X」から
「Big Sur」はバージョンナンバーが「11.X」になったという。
パソコン経験20年が過ぎたというのに、いつまで経っても
初心者のごと六兵衛の、相変わらずの様である・・。