3年目

裏の畑作りは、2020年の秋から始まった。

2020年9月

 

元々 長いあいだ、家が建っていた場所だったから

土は固く、おまけに大きな石やガラクタが埋まっていた。

六兵衛が「ツルハシ」で土を掘り、それを つれあいが

「ふるい」で濾して、少しずつ柔らかい土の畑として

使えるように、二人で 頑張った。

その頃には、その畑の東側には竹林があった。

 

手入れもされず、茂るに任せたままのうっそうとした

汚い竹林だったが、その竹林の持ち主が売ったのか

昨年には、その竹林も造成地へと様変わりした。

すると畑仕事をしながら、その東側を走る府道の気配を

間近に感じるようになり、そのざわめきが

やや うっとうしくもある。

2022年10月

 

元 竹林だった造成地に、昨年末あたりから基礎工事が始まり

今は家が建ち始めている。

2023年1月末

 

3年目を迎えた我が家の裏の畑、少しずつ 少しずつ

畑らしくなっていく・・。

 

高槻とバッファローの・・

今はカリフォルニア州の「San Jose」に仮住まいしている

次女の「Instagram」を見ると、『My Location(私の場所)』

というアプリの情報で、数カ所の気温を比べながら

どうやら驚いているらしい。

My-Location

 

それは彼女にとって、それぞれに 気になるだろう場所の

その日の気温を表示させている。

カナダとの国境にある「ナイヤガラ瀑布」近くの

春になれば 引越し先となる予定の その街は・・

ナイアガラの滝

北海道の函館や江差・室蘭あたりの緯度(北緯)と同じで

地形による多少の寒さの違いはあるのだろうが

どちらにしても寒い場所には変わりなく

そんな寒いはずの街と、日本の めったに雪さえ降らない

我が町とが、たまたま 同じ気温になった・・というのだ。

 

確かに我が町も、冬になれば寒い。

このところ よく雪も降る・・。

今日も雪が降る

珍しく2日前に雪が積もり、それが溶けたばかりなのに

今日もまた、雪が 積もり始めた。

 

 

雪が舞う

裏の畑の一角に、「アスパラガス」を育てるためのコーナーを作り

深く掘って堆肥を敷き、アスパラの「苗」を植えた。

アスパラの土作り

 

作業が終わりかけた頃、雹(ひよう)か霰(あられ)か分からへん

けど、パラパラと落ちてきた。

そう云えば、日本列島に大寒波が来るらしいとニュースで盛んに

言っていた・・。

雹(ひよう)か霰(あられ)か、落ちてくる氷の粒の大きさで

呼び名が変わるらしいが、今日の「これ」が

雹(ひよう)か霰(あられ)かは 六兵衛には わからない。

雹かアラレか

「アスパラガス」の苗を植え、保温のために「稲わら」を被せ

念の為「穴あきシート」でトンネルにした。

その ビニールトンネルの上や、となりの畑で育っている「白菜」に

被せている「不織布」の上にも・・・。

白菜にも

 

雹(ひよう)もしくは霰(あられ)は、数分で止んだが

夕方になって 雪が本格的に降り出した。

わりと細かな雪・・こんな雪は結構 積もるのではないか・・。

雪景色・夕方・西

表の庭も、アッという間に雪化粧。

雪景色・夕方・表の庭

 

翌日(今日)の朝。

わが町では、1年に1度か2度くらいしかない

久しぶりの雪景色が、青い空の下に広がっていた。

雪景色・朝・西

表の庭も 雪に覆われ、10年に一度クラスの大寒波だという。

雪景色・朝・表の庭

 

日本各地で 飛行機や電車の運行中止、車の渋滞など

交通の乱れが起きているようだし、北国に暮らす方々には

もう うんざりだろうと想像するから

「雪景色はきれいだ!」などと、浮かれているのは

申し訳ないと思うけれど、たまにしか見ない雪景色に

内心 ちょっと・・心が踊っていたり・・する。

 

防災グッズ

世界の動きが、あちらこちらで 何となく きな臭い・・。

天地異変を含め、何があっても不思議ではない世界の状況が

続いている。

そんな状況ゆえか、世界でも日本でも、販売店の陳列棚から

消えかかっている品物も 多々あると聞く。

品物は有ったとしても、値段が高くなっている場合もある。

だから我が家では、限度はあるものの 少々の備蓄を考えている。

また、天地異変や世界の情勢によっては、電気が使えなくなる

場合も考えられる訳で(ウクライナの厳しい現状のように・・)

いざという時のために、「防災グッズ」の1つとして

あまり高価な品物は買えないのだが、出力600W程度の

「ポータブル電源」を購入した。

ポータブル電源

 

そのときに、せめて 小さな明かりの1つでも灯れば・・

そして 情報収集のためのスマホの充電も必要になるだろう。

 

早速 読書用の照明器具で、「ポータブル電源」の能力を試した。

とりあえず「ポータブル電源」を、値段の安い深夜電力で

100%に充電し、六兵衛の読書コーナー用の11wの

LED照明器具に接続して、1日 数時間ずつ 数日をかけて

合計 約12時間 使用してみた。

読書コーナー

 

結果、「ポータブル電源」の充電残量は 約半分の47%に

まで減っていた。

安い深夜電力とはいえ、電気が止まった場合などでは

「ポータブル電源」に、追加の充電は出来ない。

だから数日後、110Wの「ソーラーパネル」を購入した。

ソーラーパネル

 

届いた「ソーラーパネル」を試してみた。

始めは「ソーラーパネル」を、午後から陽の当たる窓の外に

出して充電を試みていたが、これがなかなかに面倒くさい。

つれあいの発案で、窓ガラスの内側の上部に金具を付けて

そこに「ソーラーパネル」を縦に吊るす方法を試してみた。

例え 透明とはいえ、ガラスを通すと、直接の明かりより

弱まるとのことらしいが、「ソーラーパネル」を取り付け

やすいし、突然の雨なども気にしなくて良い・・。

外から見た場合どうなんだろう・・と、外から窓を見てみると

さほどの違和感は無いようだ。

ガラス越しのソーラーパネル

 

さて 充電状況だが、1日中 晴の日もあれば

晴れたり曇ったりの日、曇り模様の日 等など

空模様は様々だから、こちらの望み通りにの快晴の日の充電

・・と ばかりにはならない。

 

4日間(約15時間)の「ソーラーパネル」を用いての

「ポータブル電源」への充電を試みた結果

約62%程度の充電が出来た。

これを 良しとするか、遅い・・と思うかは

その時の状況によるのだろう・・。

 

そんな こんな 気持ちの ”ざわつき” など、取り越し苦労だった

と笑えて済めば、それは それで上出来である・・。

 

早く 動いて!

「Evernote」の 開く速度が 遅い!

Evernote

我が家の主パソコン「MacBook Air」の中にインストールしている

クラウド保存アプリ「Evernote」を開こうと

ディスクトップ画面の「Dock」に並ぶ緑色の「象」のマークを

クリックするのだが、「Evernote」が完全に開き 作業が出来る

状態になるまでに、14,5秒も掛かるようになった。

タイマー

 

確かな記憶はないが、以前は もう少し早く画面が開き

作業にかかれたように思うのだ・・。

六兵衛の使う「Evernote」は 何故、 開くのに時間がかかるように

なってしまったのだろう・・。

「Evernote」内のデータ量が多くなり、重くなったのでは・・と

まず考え、データー量を確認しようと思い

ネットで その事を調べてみると・・

すまおじさん

 

元々「Evernote」には、データ量の確認が出来る機能はない

との事らしい。

まぁ、六兵衛の「Evernote」のデータ量を調べるまでもなく

さほど多くはない筈なのではあるが・・。

 

それと もう一つ、六兵衛が使っているのは「Evernote」は

無料のだから・・とも考えたが、まぁ それも やっぱり

考えにくいよなぁ・・。

 

軽くする方法として、ログアウトを やり直してみれば・・

とのネットでの意見もあったので試してみたが

開く時間に変化はなかった。

そんな こんなで、開くのが遅くなってしまった原因が

分からないまま・・今も 遅い。

 

 

散歩に出かけた。

いつものように、昔の歌謡曲を「iphone」で聴きながら

歩いていると、歌の中から『遅い! 早く動いて!!』

とのセリフが聴こえてきた。

色っぽい松尾和子さんが歌う「再会の朝」という曲らしい。

 

歌の冒頭に、『遅い! 早く動いて!!』との 松尾さんの

セリフがあり、愛する彼に 少しでも早く逢いたいと

思えば思うほど、時計の針の動きが遅く感じてしまう

女性の心情を表している歌のようだ。

松尾和子・再会の朝

『再会の朝』

https://www.youtube.com/watch?v=HE96ZZMYn3k

( You Tube「松尾和子 ヒット集」の最後の4曲目に入っている )

 

冒頭のセリフ

『あなた・・

私は今日と云う日を どんなに待っていたことでしょう。

時計の針が遅い、早く動いて! 』

1)

指折り数え また逢える日を

涙こらえて 待ってた私

ようやく鉄の 扉があいて

出られたあなた いい人あなた

泣いたりしない

2)

乱れた髪を どうやらまとめ

ひとりで私 迎えに来たの

あなたの襟の ちっちゃなチリを

つまんだ指も いつもの指よ

ふるえているの

3)

朝霧晴れて 呼んでる並木

喜ぶように かがやく緑

ゆっくり話 いたわりながら

あなたにすがり つよく生きたい

これから二人

 

 

『 Evernoteも遅い! 早く動いて!!』

 

 

堆肥つくり

春の野菜のための土作りに使うべく、裏の畑の隅で「堆肥」を

作っている。

写真 手前の「堆肥箱」は、昨年の春以降から作り始めた「堆肥」で

ほとんど出来上がっているが、もう一度だけ「ぼかし」を与え

かき混ぜて酸素を行き渡らせる作業をして、春の土作りのために

使うつもりだ。

堆肥

写真 向こう側の、昨秋から作り始めた「堆肥」は

もう少し時間が必要のようだ。

とりあえず、「ぼかし」や「水」を与え、かき混ぜて

「酸素」を行き渡らせ、今秋には土に混ぜて使えるだろう。

 

そして そして、かき混ぜていたら やっぱり出てきた!

六兵衛の最も苦手な幼虫が・・。

 

※ 以下、幼虫の嫌いな方は、この先に進まないで・・。

 

 

バァ〜ン!

幼虫

うじゃうじゃ ウジャウジャ、出てきた 出てきた。

数えられへん・・。

 

いっけん 「カブト虫」の幼虫のように見えるが

これは「コガネ虫」の幼虫なのだ。

小指くらいの太さで、体長は せいぜい4,5cmほど

カブト虫の幼虫は もっともっと大きいらしいから

やっぱりこの幼虫は「コガネ虫」の幼虫らしい。

幼虫・成虫

別名を「根くい虫」といい、野菜などの根を食い荒らすという。

 

そして・・

「コガネ虫」の幼虫には、撤去して・・もらった。

 

 

 

ドンちゃんが見てるよ!

冬の底とも云える、1年で最も寒い時期なのだろうが

今日はわりと暖かく、穏やかな散歩日和だ。

奈佐原から「上の池」を廻っての、半年ぶりになる散歩コース。

 

富士五湖に映る「逆さ富士」とまではいかないけれど

鏡のように波もない穏やかな水面に、冬枯れの樹々を映した

「上の池」も また、いいものである・・。

冬の上の池

 

「上の池公園」を過ぎ、「中の池」の遊歩道を歩いていると

枝葉を切り落とし、春の芽吹きを待つ柑橘類の木に

何やら書いた札が取り付けてある・・。

とるな

 

『人のものを かってに とるな ❢

ドンちゃんが見てます。ワン

○○ はる

小学3年生より』

・・と書いてある。

 

小学生が書いたらしい この張り紙

ドンちゃんとは、この擁壁の上に建つ家の飼い犬なのだろう。

勝手に取るな!・・は、ちょっとキツイ言い方だけど

最後の「ワン」で、そのキツさが薄まっている。

なかなか いいね!

遊歩道断面図

 

この柑橘類の木、そういえば以前に通ったとき

「実」が なっていたような気もする。

遊歩道を通る誰かが面白半分に取ったんだろう・・。

 

ただ この場所、この擁壁の上に建っている家の庭ではなく

何処かの共有地だろうと思われるわけで・・

「実」がなったとき、それは誰のものか・・

六兵衛には専門的な事はわからへんけど

通行人が勝手に取っちまったら、ドンちゃんと

小学3年生のはるちゃんに 恥ずかしいよね。

 

 

どこかが 抜けてるやんか・・

今更ながら、六兵衛のすることは 何処かが抜けている・・。

 

昨日の六兵衛のブログ日記を何気に見ていて・・

あれ?・・ブログに掲載している写真上に「ポインター」の

「矢印マーク」がいくと、「矢印マーク」が「指マーク」に

変わり、クリックすると画面が別枠で拡大されて表示される

ようになっている・・。

決して拡大できる設定は していないつもりなのだが・・。

 

例えば昨日の六兵衛ブログの四万十川の写真に、「ポインター」を

当てると、クリックすれば拡大する「指マーク」に変わる・・。

指差しクリック

 

他の写真や、別の日の日記の写真なども調べてみると

全部の写真や画像が拡大出来るようになっていた・・。

 

 

・・・・思い返せば、昨年の11月19日の日記「弓道部」

載せた孫娘のイラストが、我ながら可愛かったものだから

11月19日の日記

リンク先を「メディアファイル」にして、拡大できるように

設定したのだった。

こんなふうに・・。

メディアファイルに変える

 

しかし そのあとの六兵衛ブログの日記は

拡大できる その時の設定を元に戻すこともせずに

そのまま更新をしてきたので

それ以後の写真や画像には全て「指マーク」が現れ

拡大出来る状態になっていた・・ということらしい。

なし

・・元に戻すべきだった状態。

 

 

念の為 六兵衛は、拡大できる写真や画像の下には

『クリックすると拡大する』との文言を添えていたのだが

全部が拡大出来るように なっていたとは 何ともはや・・・。

 

やっぱり 六兵衛は、今更ながら何処かが 抜けている・・。

ふるさと四万十のながれ・・

南草津に暮らす長女の昨日の「Fasebook」には

六兵衛にも懐かしい昔の故郷の写真が掲載されていた。

四万十1

25年ほど前の、六兵衛の故郷に家族で帰郷したときの

写真である。

ただ この時期、次女は 留学のため、アメリカのボストン

近くの町に暮らしていて、日本には居なかったのだが・・。

四万十川

ふるさとの我が家の家の前には、四万十川が流れている。

台風の時には、荒れ狂い近寄りがたい四万十川だが

平時は ゆったりと穏やかに流れている。

子供の頃から遊び場は、いつも四万十川だった。

四万十タバコ

この写真の頃の六兵衛は、もうすでに50歳になっているはずだが

その上 2,3日だけの短いお盆休みで帰省したときでも

やっぱり川に降りて 遊んでいる・・。

 

西の山並みに陽が陰りはじめると、四万十の水面がキラキラと輝き

・・いつまで遊んでんねん。

四万十5

もう そろそろ帰りや!

 

 

芥川堤道を塚脇方面へ・・

今日は、天気もよく 風もなく、ありがたい散歩日和だ。

芥川堤道を上流の「塚脇」まで歩いた。

(写真をクリックすると拡大する)

 

 

冬枯れの「塚脇」「摂津峡」辺り・・。

 

摂津峡方面
(写真をクリックすると拡大する)