どこかで春が・・

今日で2月も終わり、明日から 春3月。

まだまだ寒い日は 何度もやって来るだろうが

それでも今日は、雲ひとつない青空で陽射しも強く

やっぱり春を期待させる。

青空

 

歩き始めた近所の畑に、大根が放置されていた。

変形大根

股のように先端が枝分かれした大根を「マタコン」と云うらしいが

この大根も相当の「マタコン」である。

 

芥川の土手道に数人のオヤジ達が、河原の草原に望遠カメラの

レンズを向けて、どうやら「カワセミ」がいるらしい。

これまでにも何度か、この土手道で「カワセミ」を見かけたが

今日は2羽の「カワセミ」が、餌を求めて川べりに飛んで

来ているようだ。

カワセミ

六兵衛も「iPhone」のカメラを向けてシャッターを切ったが

望遠カメラのようには、当然 いかない・・。

 

この土手道で一番先に咲き始める大きな梅の花は

もう 満開を過ぎて散り始めていた。

梅の花

 

塚脇橋」近くの「おばあさんの畑」の側の

あぜ道の工事をしていた。

おばあさんの畑

片側をコンクリートの擁壁にして、軽トラックくらいなら

通れる道幅にするのだろう。

「おばあさんの畑」で、おばあさんが働く姿を見かけなくなって

もう何年が過ぎただろう・・。

それなりに、誰かが手入れをしているようで

雑草で荒れ果てる事などはないが

野菜を作っている様子は 見られない・・。

 

 ♫ 童謡「どこかで春が」

どこかで春が 生まれてる
どこかで水が 流れ出す
どこかで雲雀(ひばり)が 啼いて(ないて)いる
どこかで芽(め)の出る 音がする
山の三月 東風(こち)吹いて
どこかで春が 生まれてる

夕焼け空に・・

我が家のリビングルームの西を向いた大きな窓からは・・

夕方の空
2021/10/01撮影

 

 

 

阿武山に沈む様々な表情をした夕陽を見ることが出来る。

夕方の空
2021/10/17撮影

 

時には幻想的に、時にはダイナミックに、色とりどりに雲を散らし

えも言われぬ ”趣” を見せてくれる。

 

夕方の空
2021/11/04撮影

 

夕焼けが、何故 色や模様を微妙に変化させながら輝くのか

むつかしい理屈は分からなくても

またたく間に過ぎ去ってしまう夕暮れの名残の空色が

観る者を惹きつけて飽きさせない。

夕方の空
2021/11/05撮影

 

季節によって 入り日は、沈む場所をも 少しずつ変えていく。

夕方の空
2022/07/29撮影

 

 

いつのときも それは、激しく美しい・・。

 

夜空
2022/09/16撮影

 

陽が落ちて 暮れゆく前の、星空に変わる前の

そんないっときに

一日の終りの未練を残して・・。

夕方の空
2022/09/24撮影

 

遠い昔の 誰かが詠った言葉を借りれば

”春はあけぼの”、”夏は夜”、”秋は夕暮れ”、”冬は早朝”とか

云うらしいけれど・・。

夕方の空
2022/11/24撮影

 

これまで 六兵衛が、少しずつスマホで写してきた西側の窓から

眺めた夕焼けの写真を掲載した。

『高所作業』・・の続き

去る2月9日の当ブログ日記『高所作業』に

部屋の「ルームランナー」を歩きながら、窓から外の景色を

眺めていて、いつもと違う変電所の鉄塔が目に入り

『・・・ いつも見ている鉄塔とは、何処か違うような・・。

目を凝らして よォ〜く見ると・・おぉ! 鉄塔の天辺に

人が動いている・・。』・・と、そんな日記を書いた。

変電所の鉄塔

 

その前の昨年の暮に、何気に写した景色の写真には

まだ作業をする前の、これまで通りの鉄塔の姿が写っている。

変電所の鉄塔

 

鉄塔の上に人がいるのを見た時には、鉄塔の修理か何かの

作業をしているのだろうと思っていたのだが

それから1周間ほどが過ぎた17日に その鉄塔を見ると

その上の部分が消えていた。

変電所の鉄塔

そして、電線も無いのだ。

ちょっと大袈裟な修理をするんやなぁ〜と思っていた・・。

鉄塔工事

ところが 2月21日には鉄塔の全てが「シート」に覆われている

ことに気付いた。

鉄塔工事

 

「シート張り作業」が どうやら終わったあと

散歩で近くを通ったので、「シート」の中では何やら作業が

行われている音がしているので、作業現場の入り口に立っていた

ガードマンに尋ねると、『鉄塔の解体作業をしている』のだと

いう。

・・・・・・・・

あれ? ち、ちょっと待って・・

なんか おかしい・・

 

家に帰って、もう一度 鉄塔が写っている写真をじっくりと見た。

鉄塔の場所が 違う?

・・・もしかして、別の鉄塔か?

 

そもそも最初に、てっぺんに登って作業をしている人を見た鉄塔は

関西電力・阿武野変電所内の鉄塔だったはずなのだが

「シート」を覆って作業を始めた鉄塔は、府道115号線と

6号線の交差する西側の空き地に立っているのだ。

・・・・・・・・・・・

鉄塔工事

 

そうか・・いつも何気に見ている風景なのだが

実は100mほどしか離れていない場所に

2基の鉄塔が立っていた事に、改めて気付いたのだ。

 

我が家の方角から見ると、こんな感じに・・。

 

それにしても、最初に「ルームランナー」で歩きながら見た

鉄塔の撤去作業は、えらく早く終わっていたという事のようだ。

 

 

2基の鉄塔の話とは別になるが、全てを「シート」で覆った

鉄塔の姿を見ると、まるで巨大仏像か何かが立っていて

異様な感じがしてしまうのは六兵衛だけだろうか・・。

苦手なのである、巨大な仏像が・・。

背中がゾクゾクとして落ち着かなくなるのだ。

観光地の町中の建物越しや、山の上などに

そんな仏像が そびえ立っていたりするのを見ると

”ゾク ゾクッ”としてしまう六兵衛なのである。

巨大像

 

巨大な仏像を想像させるが如き「シート」に覆われた鉄塔は

やはり異様と云わざるをえない・・。

 

主 権 在 民

とあるメディアが発表した今年始め頃の「政党支持率」である。

政党支持率

 

これを見ても、政権与党である自民党の支持率は

全有権者数の約1/3程度しかない。

しかし、有権者の1/3程度の支持者しかない自民党が

例え 公明党との連立を組んでいるとしても

日本国の政治を、当たり前のごとく 自分たちの思うがままに

操るという、大いに 納得のいかない状況が長く続いている。

 

それもこれも、現在の野党の迫力の無い無能さが

最たる原因の一つだろうと考えられる。

己たちも多いに適当だけれど、己たちを脅かすべき奴らが

もっともっとダメなのだから、楽なものだと・・。

 

現 岸田政権の支持率を見る。

「時事通信社」によれば、支持率は約28%・不支持率は42% 。

政治権力に媚びを売る事を恥じとしない「NHK」の支持率は

約36%・不支持率は41%となっている。

こんな政治状況が ここしばらく続いている岸田内閣も

相変わらず口先だけの、何も出来ない、いや やる気さえない

「小者」達の集まりである。

 

首相の岸田さんにしてみれば、野党からの危機感は まったく

感じないだろうが、同じ自民党内の各派閥からの突き上げは

けっこう強く、ゆえに 今後の岸田政権は、それほど長くは

続かないだろう、「風前の灯火」・・と云うところか。

しかるに 残念ながら、「ポスト岸田」と云われる何人かの

自民党議員の顔ぶれを見ても、あの方も この方も

どうにも やっぱり「小者」ばかりのようである。

5人

 

昔から「地位が人をつくる・・」などと云われたりするが

このような顔ぶれの方々の中には、地位を得て向上する

どころか、かえって地位に自惚れ乱れてしまわれる方とか

地位が重しになり 短期間に消えてしまわれる方 など・・

そのような方々ばかりのように思われる。

 

だからといって 何度も云うが、野党の議員さん方が素晴らしい

・・などと、とても云えたものではなく

例えば 野党第1党の立憲民主党にしても

自民党と似たり寄ったり・・いや それ以下とさえ思える

だらしのない状況である。

 

主義主張が 右でも左でも 上でも下であっても

本来の政治のあるべき姿である「主権在民」を ないがしろにして

嘘や建前や屁理屈だけで議論を適当に誤魔化し

結局は己らの金儲けばかりに走る・・誠に日本の政治の今は

貧困 極まりなく 御座そろう。

 

初 返 品 !

この頃の我が家では、ネット通販を利用する事が多くなった。

出歩かなくても買い物が出来るなんて、便利な世の中だが

ただ、品物を手に取り 吟味しての買い物ではないだけに

少々の問題が起きたりもする。

「Amazon」や「ヤフー!」などのネット通販での買い物は

ここ数年来、少しずつ 経験を積み重ねてきた六兵衛なのだが

今回 初めて「返品」という経験をした。

 

先日 「Amazon」に、つれあいの「パジャマ」2着を注文した。

しかし それが どうやら2着とも、六兵衛がサイズを間違えて

注文したらしいのだ。

孫パジャマ

2着のうち1着は、南草津に暮らす孫娘が着てくれそうなので

小包で送ったら、喜んでくれている写真が返ってきて

とりあえず安堵した。

残りの1着は「返品」せざるを得ず、初めての経験ゆえに

まず 返品のためにするべき手続きを調べた。

返品

 

初めての「返品」作業で、妙に緊張してしまった六兵衛は

「返品をするための手続き」などの説明を読んだのに

思うように上手く出来ず、一度は 諦めかけた・・のだが

つれあいの叱咤激励もあり、新たな気持で再度「返品手続き」に

挑戦し、なんとか! なんとか! 返品手続きを終えることが

出来たのだった。

 

そして昨日のこと、「Amazon」へ注文していた つれあいが履く

「サンダル」が届いた。

つれあいが履いてみると、かかとを抑えるバンドの付け根が

簡単に外れてしまったという。

続くときには続くものだと思いながら、即「返品」である。

壊れたサンダル

 

僅かな間の、2度目の「返品」手続きだったから

作業にも余裕で対処でき、あっさりと終わったのだった。

 

そうだ!「返品」なんて、もう 怖くないゾ!

 

「ジャガイモ」の植え付け

今日は割と穏やかで 日差しもあって、暖かそうな日だったので

先日 耕しておいた1番畝に、つれあいと二人で「ジャガイモ」の

種芋を植える作業をした。

その作業中に、またも「シロビタイジョウビタキ」という名前の

小鳥が飛んできて、掘り返した土の中の虫を探して

あちこちと、作業している廻りを飛び回っていた。

拡大用

今年 2月1日の、当 六兵衛のブログ日記

「白菜」の次は「ジャガイモ」が待っている・・ に

その小鳥のことを書いている。

その時と同じ「シロビタイジョウビタキ」かどうかは

定かではないのだが・・。

 

1番畝に深さ10cmほどの穴を2列 彫り・・

植えた

28個の「ジャガイモ」の種芋を植えた。

植えた2

 

まだまだ寒い日が続くだろうから、寒さよけのために

昨年の秋に、もらつてきた稲わらや 乾燥した雑草などを

「押し切り機」で3,4cmほどに細かく裁断していた「藁屑」を

種芋を植えた表面に撒き、その上に寒冷紗を被せた。

完成

これで バッチリ!

 

食堂の「引換券」

中古の文庫本をネット通販で買う。

そんな文庫本には 時々、コンサートのチケットだとか

本屋の領収書だとか、たぶん 前に読んだ人が「栞」代わりに

使っていたのかもしれないと想像させる そんなモノが

ページに挟まれていたりする。

うきよ暦

 

7年ほど前に、残念ながら若くして亡くなられた

杉本章子さんの文庫本『お狂言師 うきよ暦』(講談社文庫)にも

食堂の「引き換え券」が挟まっていた。

 

引換券・表
表面
引換券・裏
表面

 

九州は福岡市の「 や ◯ ◯ 軒 」という食事処の「定食券」で

その券4枚を集めれば、お好きな「鍋定食」を食べさせて

もらえるという。

残念ながら、もう その期限は過ぎてしまっているのだが・・。

 

新品の本には、紙と印刷インクの匂いはするが

中古本には 時々、何処か行ったこともない町の

会ったこともない人の生活の一部を

想像させてくれるお土産が入っていたりする・・。

 

 

日本共産党 少考

現役の共産党員でジャーナリストの松竹 某 という方が

除名処分なったとニュースで知った。

松竹氏が1月に出版した著書の中で、党員による直接投票で

党首を選ぶ党首公選制の実現を訴えていたという。

これに対し 処分を決めた党側の理由は、「直接 党の中で

意見を述べる事もなしに、出版物で突然 攻撃してきて

党の規約に反し事実を歪めている・・」との趣旨らしい。

そう云えば、現在の共産党の志位さんの委員長就任期間は

すでに20数年になるのだという。

 

除名処分になったという松竹さんの著書での主張が

どんな内容だったのかは分からないが、選挙で党首を選ぶ

という主張には六兵衛も同意したい。

堂々と選挙で、党首(共産党の場合は「委員長」)を

選べばいい。

それこそ 民主主義だ。

 

日本共産党の綱領の中にも、「社会主義・共産主義の日本に

なっても、民主主義の自由な成果や、資本主義の価値ある成果

の全てが受け継がれ、いっそう発展させられる・・」と

はっきりと明記されているそうだ。

 

戦後70数年が過ぎて、政府のお目付け約でもある野党の

不甲斐なさが ますます目に付き、それに乗じて自民党政治が

徐々に おかしく乱れてきている。

与党としての自民党の、不誠実な行動と あまりの身勝手さ

そして愚かな政治姿勢に、少数勢力とはいえ 断固 意義を

申し貫いてきた共産党だ。

 

この頃の国政政党は、「総与党化」っぽい雰囲気さえある中で

戦前から「赤」だ「赤」だと敵視され(いまだに「赤」という

言葉は右派などにより利用される傾向にはあるが・・)

当時の治安維持法による弾圧が原因で多くの党員が命を落とし

身体を張って主義主張を貫いてきたと聞く。

そんな共産党に、六兵衛などは 強く敬意を表したくなる。

しかし 何の組織であっても、権力者が長く務めてしまうと

必ず 組織自体が乱れてくる 多くの過去の例もある。

中国やロシアなどの共産党のイメージに独裁的な印象が強く

共産党という名前は、決して良くない印象が拭えない。

 

高所作業

今朝も「ルームランナー」で、窓から外の景色を眺めながら

30分ほど歩く。

歩きながら 窓の外の眺めが、何処となく いつもと違う・・。

目の下に見える農業用溜池には、水鳥が朝の食事のため

右に左に忙しそうに潜っているのは、いつもの風情だ。

 

少し遠くを見る・・変電所の鉄塔が目に入った。

窓の外

・・・・?

何だか いつも見ている鉄塔とは、何処か違うような・・。

目を凝らして よく見ると・・

おぉ!上に 人が動いている。

人が

作業しているみたいや・・。

鉄塔の形が、少し違っているような気もする・・。

それにしても、お~こわ・・。

落ちんといてや・・。

命綱は しっかり付けてるんやろなぁ~・・。

エライ仕事やで~。

 

あとで、以前 写していた写真を探して見てみた。

昨年秋の頃の 窓から見える鉄塔だが、何処となく変わったように

見える。 

以前の鉄塔

 

以前 テレビの番組で、山の上に建つ風車の羽の交換作業を

観たことがあった。

風車作業

 

風が強いなか、十分に安全に気をつけながら、羽の撤去と

取り付け作業をされていた事を思い出した。

 

十分に お気を付けられて・・。