『ここに近寄るなよ!』

​​​​​​​​「雹」だか「霰」だかが降って、夜には雪に変わった1月の寒い日

裏の畑に「アスパラガス」の苗を植えたと

2023年1月25日の「六兵衛ブログ」『雪が舞う』に書いた。

https://arukuneru.com/2023/01/25/

 

アスパラを植える

そのとき植えた「アスパラガス」の「芽」が、数日前から数本

出始め、寒さ避けのために被せていた「穴あきビニールトンネル」

突き破りそうにまで育ち始めたので

昨日 「穴あきビニールトンネル」を取り外した。

 

ただ、山が近い この辺りは、野生の小動物が ときどき食べ物を

探しに出てきて、畑を荒らすことがある。

昨年の8月9日の日記にも、「トウモロコシ」の全てが

食べられていたと書いている。

2022年8月9日『トウモロコシが全滅している!』

https://arukuneru.com/2022/08/09/

被害

 

 

それより だいぶ以前、隣の家の2階の庇に「猿」が ちょこんと

座っていたことがあったし、裏の家の犬に追いかけられた

「アライグマ」が、我が家との境に植わっていた「ドングリ」の

木に、逃げて登っていたこともあったりした。

 

そんな小動物が「アスパラガス」を好んで食べるかどうかは

分からないのだが、つれあいの強い希望があって  今回

「アスパラガス」の周りを、小動物が近づけないようにネットで

囲む作業をした。

アスパラ保護ネット

 

 

頼りない「囲い」だが、『ここに近寄るなよ!』との思いが

彼らに伝わってくれればと 願うのだ・・ 。

 

今夏の野菜たちの、幕が開く・・

「中玉トマト」、「大玉トマト」、「キューリ」、「オクラ」

「コスモス」、「マリーゴールド」などのタネを

紙ナプキンに湿らせて、室内で育てていたのだが・・

根が

 

それぞれのタネに”根”(中には芽も出てきているモノもある)が

出てきたので、「種まき用の土」をポットやトレイに入れて・・

ポットに土

ベランダに出して育てることにした。

完了

スーパーマーケットで買ってきた食料用の「さつま芋」を

夏から植える予定の「さつま芋」の苗作りのために

つれあいがベランダに出した鉢に埋めていたのだが

とりあえず ”芽”が1本 出てきた。

 

先日 当六兵衛ブログに、表に庭の「グミ」木には

これまで一度も”実”が なったことがない・・と書いたが

それから数日後に「グミ」の木を見てみると

なんと、鈴なりに花が咲いている・・。

グミの木

六兵衛がブログでグチったから、今年は”実”が なるのかも・・

と、都合の良いことを考えたいが、いや まだまだ

簡単には信じられない。

何しろ これまで長い間、”実”をつけたことがないのだから。

 

春が 来ました・・。

「立春」とか「春分」とか・・

昔から言い伝えられる「二十四節気」などと

何だか ややこしくて 分からない六兵衛だが

兎にも角にも、我が家の庭や畑にも、春がやってきた。

 

裏の畑の あちこちで、新芽が顔を出し始めた。

キウイ・アスパラ・ジャガイモ

 

一冬を無事に越せた「えんどう豆」の中には

もう白い花を咲かせたヤツもいる。

えんどう豆

 

大小2本の「スモモ」の木にも、白い可憐な花が咲き・・

2本のスモモ

 

バッファローに暮らす次女夫婦が だいぶ以前に

つれあいの誕生日に贈ってくれた「藤」の木にも新芽が息吹き

夏場の畑仕事での日陰の休憩場所のために

今年も一肌脱いで くれることだろう。

藤

 

何種類かの「ブルーベリー」の枝にも、負けじと新芽が芽吹く。

ブルーベリー

 

裏の畑ばかりではない・・。

表の庭にも春が来ていて、枯れてしまった桜木を横目に

「オウゴンマサキ」の若葉が黄金色に輝き

未だ一度も実を付けたことのない「グミ」の木にも

葉は当たり前のごとく芽吹く。

義姉から貰った「ムスカリ」の、青紫の花が

最も早く咲きだした。

表の庭にも

 

様々な木々が芽吹き出し、色を付け、可愛い花を咲かせる・・。

 

東宝映画「社長シリーズ」に・・

この頃 夜寝る前に、「You Tube」で昭和の時代の古い映画を

観たりする。

もちろん六兵衛が観るんだから、他愛もない映画ばかり

なのだが・・。

昨夜 観た映画は、森繁久彌さん、小林桂樹さん

加東大介さんらが主演している1959年製作の東宝映画

「社長シリーズ」の第6作目になるという白黒映画

『社長太平記』だった。

まぁ、やはり 他愛もない映画なのだが・・。

映画の一場面

この森繁久彌さん主演の「社長シリーズ」は

調べてみると、1956年に作られたシリーズ第1作の

「へそくり社長」から、1970年の「続・社長学ABC」

まで、33作品が作られているという人気シリーズで

中学生の頃の六兵衛も田舎の映画館で

そのシリーズの何作かをリアルタイムで観た記憶がある。

 

その『社長太平記』が始まり、東宝映画のマークが流れる・・。

TOHO-SCOPE

 

その後に『社長太平記』とのタイトルが表れ・・

タイトル

 

・・続いて、製作者や出演者などの名前が出てくるのだが

その出演者の最後に「ジプシー・ローズ」との名前があるのに

気がついた。

出演者

 

ジプシー・ローズさんといえば、以前 当六兵衛ブログに

書いた覚えがあり、調べてみたら2021年8月5日の

当ブログ日記にあった。

ジプシー・ローズ

『東京ジプシー』 https://arukuneru.com/2021/08/05/

 

ジプシー・ローズさん・・この映画の中では

3人の踊子さんの一人として、キャバレーの舞台で踊る踊子役

で登場しているだけである。

踊子

 

ただし 六兵衛には、3人の踊子さんの中で 誰が

ジプシー・ローズさんなのか、定かには分からないのだが・・。

 

『認知機能検査』・・終了!

75歳以上の後期高齢者が運転免許証を更新する場合は

その前に「認知機能検査」と「高齢者講習」を受けなければ

更新手続きが出来ないことになっている。

その事は、これまでにも当六兵衛ブログに何度か書いて

きている・・。

2023年3月13日の日記・「認知機能検査」の日が 近づく

 

6月に77歳になる六兵衛は、運転免許証の更新をする。

昨日が、更新前に受けなければならない「認知機能検査」と

「高齢者講習」の予定日だったので、朝から 我が街の

自動車教習所へ出かけて行って、午前中の3時間

「認知機能検査」と「高齢者講習」とを受けてきた。

 

まず 、“記憶力”を試される「認知機能検査」では 幸いにも

16問のほとんどを回答出来たように思う。

検査の結果も、「記憶力」「判断力」の『心配なし』との

ご判断を頂戴いたしました。

『「認知症のおそれがある」基準に該当しませんでした。』との

いかにも 役所らしい、ややこしい表現の ”お墨付き” を頂け

ました。

ありがたい事に、6月になれば 運転免許の更新を許された

のでございます。

 

ありがたや、ありがたや・・。

 

「認知機能検査」の日が 近づく

75歳以上の高齢者が運転免許証の更新をしようと思えば

更新の前に「認知機能監査」を必ず受けねばならない。

 

2022年11月7日の当六兵衛ブログにも日記を書いている。

『 後期高齢者の「認知機能検査」』

https://arukuneru.com/2022/11/07/post-8164/

 

今年の6月には免許更新を迎える六兵衛に、新年早々 警察の

交通課から「免許更新手続き」のための用紙が郵送されてきた。

折返し すぐに交通課に連絡をして、「認知機能監査」のための

受験日を決めた。

コロナの影響もあって、3ヶ月ほど先まで 受験者の申し込みが

詰まっていて、六兵衛が受験出来る日は 早くても3月の中頃に

なるそうで、その時はだいぶ 先やなぁ・・思っていたのだが

月日の流れは 過ぎてしまえば早いもので

とうとう その受験日が、数日後に迫ってきたのだ。

 

76歳の ややマダラ状態になっている記憶力の六兵衛やから

受験日が決まってからは、ネットで調べた「認知機能監査」の

ための64個の「絵」の記憶方法を参考にして

ほぼ毎日 30分ほど、繰り返し 繰り返し 記憶してきた。

 

・・とは云っても、1ヶ月も同じことを繰り返していると

飽きっぽい性格の六兵衛ゆえに、徐々に しんどくなってきて

しばらく中休みをしていたのだが、「認知機能監査」の検査日が

近づいてきて、再び記憶することを始めた。

そどちらにしても、なかなか思うように覚えられず

検査日が すぐそこまで来ているというのに、今でも64個の

絵の内の2~3個は、思い出せない「絵」が出てくる・・。

それでも まぁ、その程度の無回答だけなら点数的に云って

試験結果に さほどの影響は無いだろうと思いながらも

気持ちのどこかで、不安になったり、また楽観したり・・と

揺れる六兵衛の、小さな心・・なのである。

 

「朝霧峠」

いつものように、「iPhone」に保存している昔の流行歌を

聴きながら、今日も散歩をした。

「ユーチューブ」から「iPhone」に保存させてもらった

数百の歌謡曲の中に、「朝霧峠」という古い昔の歌がある。

「朝霧峠」レコード

 

昭和17年、戦争が激しくなる頃に作られた歌のようだ。

時の軍部などが、天皇の名を利用して強引に行った侵略戦争に

全国民が引きずり込まれた太平洋戦争。

アジア諸国を欧米から守るため、日本が中心となって

「大東亜共栄圏」を作るとの大義名分のもと、アジア諸国を

植民地化し、一方 日本国民に対しても、天皇のため国のために

国民は命を捨てるのは名誉なのだと、国威発揚をも兼ねた

大衆の歌が多く作られたようだ。

 

そのような多くの歌謡曲の中に、出征する息子を馬で峠道まで

見送る父親の心境を描いた歌が「朝霧峠」という歌だ。

朝霧の峠1

『朝霧峠』(日本コロムビア)

作曲:佐々木 章 作詞:高橋 掬太郎 歌:佐々木 章

https://www.youtube.com/watch?v=tct_NdQhSUU

1)

一人息子と 思ふちゃすまぬ

育て甲斐ある お召の首途(かどで)

せめて送ろと 手綱を執れば

黒馬(あお)も勇むよ 峠道

2)

遅れとるなと 聲(こえ)励ませば

後を頼むと 凛々しい言葉

老いの身ぢゃとて 銃後の奉公

引けはとらぬぞ 人様に

3)

生きて還ると 思ふちゃならぬ

これが名残の 朝霧峠

倅ながらも 捧げるからにゃ

明日の手柄を 待つばかり

 

掛け合う「言葉」とは逆に、親子の胸の内は如何ばかりか

歌を聴きながら 何度も涙する・・。

 

『おめでとうございます』と云って「召集令状」が来て

『バンザーイ』と兵隊に送り出される。

お国のため 立派に命を捧げて来い!と、父親に云わせる

そんな国を挙げての風潮とはいえ、どうにも やるせなく

そこまで追い込む国の指導者(権力者)に 腹が立つ!

 

黄色い水仙

 

「メダカ」や「川エビ」の水槽の近くの庭に

黄色い「水仙」の花が、さり気なく 咲き始めた。

 

ひばりさんの「伊豆の踊子」

「YouTube」で観ることが出来る 昔の映画を「外付けHDD」に

数多く保存している六兵衛だが、そんな映画の中から 昨夜は

若い頃の美空ひばりさんが演じている『伊豆の踊子』を観た。

伊豆の踊り子、ポスター

1954年 制作(昭和29年)の松竹映画。

原作:川端康成さん 監督:野村芳太郎さん

踊り子(薫):美空ひばりさん、学生:石浜朗さん

 

六兵衛が まだ子供だった頃、田舎の東映専属の映画館では

中村錦之助さんや市川右太衛門さんら多くの俳優が出演する

単純で勧善懲悪の時代劇映画が上映されていたが

そんな映画中に、美空ひばりさんの映画も数多くあった。

 

美空ひばりさんの映画も やはり、子供の頃の六兵衛でさえ

単純で つまらんと思っていたから、ほとんど観た記憶はない。

だから 美空さんの映画『伊豆の踊子』を、これまで観たことは

なかった。

 

そんな、美空さん主演の白黒映画『伊豆の踊子』から9年後の

1963年に、吉永小百合さん主演の総天然色映画『伊豆の踊子』

上映された。

小百合踊子2

六兵衛が高校生のときで、田舎の小さな映画館で観たし

今も「外付けHDD」の中に「You Tube」で放映されていた

吉永さんの『伊豆の踊子』を大切に保存をしている。

そこで 一度、美空ひばりさんの『伊豆の踊子』と

吉永さんの『伊豆の踊子』を観比べてみようと考えた。

吉永小百合さんの『伊豆の踊子』は強く印象に残っているが

美空ひばりさんの『伊豆の踊子』は どうだろう・・。

美空の踊子

 

この映画、主役 二人の淡い恋心のような心の動きを

あえて抑えて表現しようとしたのか

それとも若い二人の演技が、ただ下手だったのか・・

どちらにしても、少々 物足りなさを感じてしまった。

もちろん観る人によって、その印象は変わるのだろうが・・。

 

ただ 相当古く 暗い画面の白黒映画ゆえに、決して綺麗とは

云えず 観づらい映画だったけれど、ロケ地となったであろう

伊豆半島は、まだ戦前を十分に残していて

温泉場を流して歩く踊子たち一行の、厳しい暮らしぶりと相まって

原作「伊豆の踊子」の大正時代中期の頃の村々の自然の雰囲気が

感じられた点は良かったと思う。

 

これまでの踊り子達

『伊豆の踊子』の映画は、これまで数多く制作されている。

戦前のトーキー映画での踊り子役は田中絹代さん。

戦後では美空ひばりさん、鰐淵晴子さん、吉永小百合さん

内藤洋子さん、山口百恵さんなど、多くの女優さんたちが

踊り子・薫役を演じている。

 

『高所作業』の続き・・の続き

先日の六兵衛ブログにも書いたが、近所に立っていた電力会社の

送電用の鉄塔が、1基、2基と 撤去されている。

散歩に出かけたとき、それらの鉄塔から東側に立つ鉄塔の下を

通ったので上を見てみると、西からの送電線が確かに

無くなっている。

東の鉄塔

 

今回の鉄塔の撤去工事は、新しい鉄塔に作り変えるためなのか

それとも、鉄塔は撤去して別の方法で送電を考えているのか

どちらにしても、一つ 疑問が六兵衛に湧いた。

送電線の撤去方法である。

 

鉄塔自体の撤去は、鉄塔の上部から順番に鉄枠を1本ずつ外し

地上に下ろしていく方法なら、手間はかかるが確実に

撤去出来るだろう。

しかし、問題は送電線の撤去だ・・。

鉄塔と鉄塔の間が 何も無い平地なら、2ヶ所の鉄塔の

それぞれの送電線の接続部分を切断して

そのまま送電線を下へ落とせば簡単なのだろうが・・

電線撤去。落とす

殆どの鉄塔の場合、2ヶ所の鉄塔の間には人家があったり

山の中でも樹々が茂っていたりして、送電線を鉄塔の根本で

切り離す方法は 取れそうにない。

では どういう方法で送電線を撤去しているのだろう?

 

先日から撤去作業が進んでいる近所の鉄塔の

送電線部分の撤去が、どの様な方法で行われたのかを

残念ながら見る事もないままに、送電線は無くなってしまって

いたので、送電線の撤去方法は分からないままなのだ。

 

そこでネットで調べてみた。

山間部や町中などでの送電線を張ったり撤去したりの作業は

ヘリコプターやアドバルーンを使って浮かして取り外すらしい。

しかし いきなり、鉄で出来ている送電線を吊り上げるのは

重くて危険なので、まずは軽いナイロンロープを片方の鉄塔の

送電線に結び、もう一方の鉄塔から送電線を引き

鉄塔間を軽いナイロンロープに交換した上で

そのナイロンロープの片方をヘリコプターとか

アドバルーンで浮き上がらせて、もう一方の鉄塔へ引き寄せ

撤去するのだという。

 

なかば独占企業とも云える大手電力会社の身勝手な横暴さには

あまり良い印象は持っていないが、身の危険さえ顧みず作業を

されている多くの作業員(多分下請けの・・)の方々の努力には

頭が下がる六兵衛である。

撤去前と後

 

今後も されるであろう違う現場の工事でも・・

『祈る、ご安全に!』