20年前の記憶が・・

忙しい最中なのに 我が家に元気な顔を見せに来てくれて

『 選挙に於けるポスターの存在意義・・』とか何とかの

難しそうな卒業論文を書こうと思う・・と

話の中で何気に云っていた孫長男が

一晩だけ泊まって 帰って行った。

現在 横浜に一人暮らしの孫長男との

短かったけれど 楽しい時間を過ごせた。

 

いつもの つれあいとの朝の散歩に付き合ってくれた孫長男が

まだ小さかった20年前の、その散歩道での記憶がよみがえり

同じポーズをしてもらって写真をとった。

20年後

 

 

20年後

 

20年も経て、周りに住宅も増えたし草木も伸びて

景色も少々 変わったが

それ以上に孫たちが大きく成長していて

誠に 有り難く 嬉しいかぎりである。

 

白い花が・・

庭の「すだち」の木に、白い蕾が 少しずつ膨らんできている。

「すだち」の白い蕾

 

 

昨年は わずか9個しか実らなかった「すだち」だったから

夕食時に「ジャコ」に絞ってかけて食べていたら

アッと云う間に無くなってしまい 寂しい思いをしたのだが

しかし今年は、白い蕾の咲き具合からして

どうやら たくさんの収穫が期待出来そうである。

 

 

何年か前に、この「すだち」の木が「すす病」になった。

すす病

 

素人考えで その年の秋、「すす病」になっている枝や葉を

思い切って切り落としたのだが、切り過ぎた所為だろう

次の年には「実」が まったく収穫できなかった。

それでも まあ そのあとの、一昨々年の2020年には

当ブログにも書いたが、多くの「実」の収穫もあったのに

一昨年には 再び収穫が減りだして

昨年には とうとう9個だけの収穫になってしまっていた。

 

 

年による収穫の増減の事をネットで調べてみると

同じ柑橘類の「みかん」などには、1年おきに「実」の

なり具合が違う「隔年結果性」とか云う性質があるようだが

「すだち」には そんな「隔年結果性」は無いとかで

毎年 着果するとの意見もあり、確かなことは分からなかった。

 

かける

 

最初にも書いたが この「すだち」、汁を絞って「ジャコ」に

かけ、醤油を少し垂らしてから、白いご飯と一緒に食べると

これが 実に美味い!

 

梅と小エビと・・。

表の庭に小さな「梅」の木が植わっている。

その「梅の木」、ここ数年 勢いがなくなり、もしかしたら

枯れるのではないかと心配していたのだが

先日、茂った葉陰に2個の青い「実」が、そっと隠れているのを

見つけた。

2個の梅

 

 

 

1年中、水草の陰や石の下に隠れたままで、あまり姿を表すこと

がない「小エビ」達だが、春になって食欲が出てきたようで

餌を与えると水面に浮いてきて、小さな さざ波を起こしながら

餌を食べている。

小エビ達

 

かわいい。

 

「オクラ」と 夏取り用の「キューリ」

冬の間、「ほうれん草」を植えていた表の畑の1番畝。

先日 日記にも書いたが、「ほうれん草」を全て収穫したあと

耕し 肥料を与え、少し寝かせ 休ませておいた。

 

ポットのキューリとオクラ

 

その1番畝に、ベランダで「タネ」から育てた「キューリ」と

「オクラ」の苗を定植した。

キューリとオクラの苗

 

 

「キューリ」は4株、「オクラ」は7株。

 

「オクラ」はともかく、今回 定植した「キューリ」は

夏の時期に収穫するつもりの 夏取り用の「キューリ」で

夏の終りから秋にかけて収穫したい秋取り用の「キューリ」は

もう少し後に、タネを植え 育てるつもりでいる。

 

グミの実・・その後

植えてから20年以上も経つのに、一度も「実」を付けた

ことがない表の庭の「グミ」の木に、今年は花が

溢れるばかりに咲いた・・と、3月25日の日記に書いたが

それらの花は、「実」を付ける前に 少しずつ 少しずつ 落ちて

しまい、全ての花が落ちてしまった4月16日の日記に

結局 今年も「実」は成らずに終わってしまった・・と書いた。

 

そんな 寂しい「グミ」の木を 何気に眺めていたら・・・

『オッ!』

グミの実?

 

まだまだ 青く膨らみかけの、若い「グミの実」が目に入った。

 

たとえ花が咲いても、いつものように 「実」のなる前に

全部落ちてしまったと思い、がっかりしていたのだ。

もしかしたら まだ他の枝にも残っているかも・・と

念を入れて探してみたが、残っていたのは 残念ながら

その青い膨らみかけの「実」だけのようである。

 

いや いや、たとえ ひとつだけでも、頑張って赤く大きく熟れた

「実」になってくれれば、来年以降 期待が出来るのだ・・。

 

『がんばれ! がんばれ!』

 

「ウォーキング シューズ」

六兵衛が これまで散歩などで履いて歩いてきた「ウォーキング

シューズ」が、だいぶ くたびれてきた。

お疲れさんでした

 

 

六兵衛の癖のある歩き方の所為だろうが、靴の裏底の前後左右の

擦り切れ具合が 激しく偏っていたり、穴も開き始めていたりで

何となく歩きにくくなっていたので、すでに用意している新しい

「ウォーキングシューズ」に履き替えることにした。

長年 六兵衛の友として、一緒に歩いてきた この「ウォーキング

シューズ」、とても歩きやすく 大変 重宝していた。

ラベル

 

 

10年ほど前になるだろうか、わが町のデパートの靴屋さん

「ABC-マート」で購入したものだが、あまりにも履き心地が良い

ものだから3年ほど前、念の為もう1足買っておこうと思い

その「ウォーキングシューズ」の銘柄等を調べ

ネット通販で 同じ「ウォーキングシューズ」購入し

靴箱に準備しておいたのだ。

新しいウォーキングシューズ

 

 

この新しい「ウォーキングシューズ」、仮に あと10年くらい

使えるとして、六兵衛自身が あと何年 歩く事が出来るか・・

・・勝負だ!

 

黒い帯の「管理バー」・・その後

2023年4月12日の当ブログ日記 黒い帯の「管理バー」

『当ブログの管理者のみに表示されるはずの最上部の黒色の帯の

「管理バー」が、この頃 ほとんど表示されなくなった・・』と

書いたばかりだが、そんな内容の日記を更新した翌日あたりに

当ブログを開けたら、消えていた筈の「黒い帯」が表れていて

それが今でも 消えることなく必ず表示されているのだ。

管理バー

 

・・ナンデなん?

オレの力じゃぁ、どうにもならへんかったんやけど・・。

 

もしかして 六兵衛が ”グチった” から、WordPressブログ自らが

『直さなきゃぁ!』と思った・・わけでもないやろしナァ・・。

 

もしかして バッファローに暮らす次女が

六兵衛の ”グチった”ブログを見て、「ソースコード」あたりを

直してくれたんやろか?

それやったらそれで、次女から『直しといたで~』とか何とか

言ってきそうなもんやけどナ〜・・。

 

裏の畑

表の畑の1番畝で作っていた「ほうれん草」の全てを収穫した。

表の1番の畑

 

 

空いた その1番畝を耕し、コンポストで生ゴミから作った

「堆肥」と「鶏糞」とを混ぜ、数日 寝かせる。

コンポスト

 

 

そのあと、数日 寝かせた1番畝の北側の半分には

今 2階のベランダで、タネからポットに入れて育てている

「キューリの苗」を植えるつもりだ。

苗

 

 

裏の畑を作り始めた2年半ほど前、その一角に椅子を置き

休憩場所にしようと考えた。

藤

 

 

夏場の暑いときなどには、その場所に日陰も必要なわけで

バッファローに暮らす娘夫婦が だいぶ以前、つれあいの誕生日に

贈ってくれていた鉢植えの「藤の木」を鉢から取り出し

この場所に直植えしたのだ。

少しずつ枝を伸ばし、今 その「藤棚」が、淡い紫色の花を

いっぱいに咲かせている。

まさに「藤娘」である。

 

「えんどう豆」が「実」を付け始めている。

えんどう豆

 

花と若いサヤとが入り混じっているが、中には膨らみ始めた

サヤもあって、1ヶ月後あたりの収穫が楽しみである。

 

グミの木

表の庭の「グミの木」に、今年は花が溢れるばかりに咲いた・・

と、3月25日の日記に書いた。

グミの木に咲いた花

 

 

六兵衛が小学生の頃は、お菓子など めったに食べられなかった。

田舎の野山を 駆け回って遊んでいるときなどに目に入った

木の実などを取って食べることが、せいぜいの事だった。

桑の実、野いちご、ザクロ、あけび・・。

そんな「木の実」の中に「グミの実」があった。

野生の「グミの実」は、小粒で やや渋みが強かったが

友達の家の庭に植わっていた「グミの実」は大ぶりで甘かった。

その記憶は大人になっても忘れられず、植木屋さんで「グミの木」

見つけて庭に植えた。

 

その「グミ」の木、植えてから20年以上も経つのに

一度も「実」を付けたことがない。

「花」はそこそこ咲くのだが、「実」を付ける前に いつのまにか

花は落ちてしまっている。

そんな我が家の「グミ」の木の、今年の「花」の咲き具合が

これまでとは違い数が半端なく多く、その「花」にも何だか

勢いがある。

せめて その内のいくつかでも、赤く熟れた「実」が なって

ほしいと期待をしたのだが・・・。

 

少しずつ・・

グミの木

 

 

少しずつ・・花の数が少なくなって・・

グミの木

 

 

4月16日、全ての花が「実」の成る前に落ちてしまった・・。

グミの木

 

 

その下に置いている「メダカ」の水槽の中に、枯れて落ちたグミの

花が、前日の雨で少し濁りはじめた水の中に

忙しそうに餌を食べるメダカ達のあいだで、頼りなく揺れている。

グミの花

 

あぁ〜 今年も・・ダメだった・・。

 

今更 どうでもいい事なのだが、折角 調べたのだから載せておく。

一つ一つの「花」や「実」を支える「茎(くき)」を

「花柄 (かへい)」とか「花硬 (かこう) 」というそうな・・。

グミの木の花柄

 

 

 

「六兵衛」と「六兵衛」

時代は幕末、徳川幕府が倒れ 江戸城明け渡しが迫っているとき

尾張藩士の加倉井 隼人は、官軍の西郷 隆盛と話し合い無血開城を

成し遂げた 元海軍奉行の勝 海舟から

『元 書院番士(将軍の警護役)・的矢 六兵衛という武士が

将軍の居ない江戸城内の「黒書院部屋」に無言で居座っている。

無血開城のため、江戸城から穏便に退出させてほしい』との

命を受けて、無血開城のための先駆けとして江戸城内に入った。

江戸城内

 

 

一切の口を利かず、江戸城の奥深くに居座り動かない的矢 六兵衛

とは一体 何者なのか、そして 座り続ける その目的は何か。

物語は、的矢 六兵衛と関わりあった人々から証言を聴き

的矢 六兵衛という男の謎を解明しようとする 一方で

何も語らず 礼儀正しく座ったまま動かない六兵衛の

その凛とした佇まいに 真の武士の姿を見、誰もが六兵衛という

男に魅了されていく。

まぁそんな内容の小説『黒書院の六兵衛(上・下) 』を読んだ。

黒書院の六兵衛・上下巻

 

作者は浅田 次郎さん。

2012年から2013年にかけて日本経済新聞に連載され

2017年に文春文庫から文庫本が出版されている。

何ヶ月も無言で居座る侍の名前が「的矢 六兵衛」という。

六兵衛・・私と同じ名前だ。

改めて云うが、私がホームページやブログを始めた頃には

自分の名前を「K氏」とか「きーポケ」とか名乗っていたのだが

2010年から第1巻が始まり、今では第31巻目も出版されて

いる祥伝社文庫『風に市兵衛』の主人公「唐木 市兵衛」さんに

魅せられ、「当ブログ」を作り始めた時、せめてお名前だけでも

市兵衛さんに あやかりたいと思った。

しかし そのまま「市兵衛」と名乗るのは、あまりにも図々しく

だから せめて 六歩さがって、『六兵衛』と名乗らせて

いただく事とした・・そんな名前の経緯がある。

市兵衛さん三態
版画家の卯月みゆきさんが文庫本カバーのイラストを描かれている。

 

そんな「六兵衛」の名を名乗る当ブログの管理人の「六兵衛」

と同じ「六兵衛」のタイトルが入った この小説に興味が湧き

中古本を探し 購入して読んだのだ。

 

江戸城を明け渡せば武士の時代は終わる。

その 最後の最後に、これまで江戸城に関わってきた多くの

武士達を代表するかのような、本当の武士(もののふ)の姿を

残して江戸城を去りゆく的矢 六兵衛の背に涙し

同じ六兵衛という名前でも、己との あまりの違いの大きさに

顔を上げる事ができないでいる・・。