エッちゃんから 六兵衛 宛に手紙が届いた。
六兵衛には勿体ないほどの嬉しい内容であり、懐かしくも 胸が
熱くなるような お便りだった。
エッちゃんと六兵衛とが、小学3年生の頃 以来となる約70年
ぶりに、お互いの現在を知り得ることが出来たのは
六兵衛とエッちゃんとの昔の事など何も知らない長女が
子育てで悩んでいる頃に、エツちゃんの講演会を聴きに行ったり
エッちゃんの書かれた本を購入して読んだりしながら・・と
以後の事は 9月30日の当六兵衛ブログ「『黙婆』を読んだ。」に
書いている。
そして 先日、長女が得意の版画で創った来年のカレンダーを
エッちゃんに お贈りしたようで、それに対するエッちゃんから
長女への礼状の手紙の中に、六兵衛 宛の手紙も入れていてくれた
らしいのだ。
それは まさに 偶然だろう・・エッちゃんの旦那さんの従兄弟さん
が、たまたま「六兵衛ブログ」を見つけられたらしい。
その中に『黙婆』を出版したエッちゃんの事が書かれていた事を
知りエッちゃんに教えてくれたのだと、手紙には書かれていた。
当然 六兵衛の現住所などは、エッちゃんは知らないはずだから
長女宛に送った手紙の中に同封してくれていて、それを長女が
六兵衛に送ってくれたのである。
そして エッちゃんには、拙い文章ながら六兵衛なりに一生懸命
感謝を込め、当時の懐かしい思い出話なども書いて
お礼の手紙を出した。
これまで 想像さえ していなかった 約70年ぶりとなる
エッちゃんとの今回の交流は、長女が云う「ささやかな繋がり
の偶然」によるものであろうし、そして 感謝あるのみである。