うるう日に・・

今日は2月29日、4年に一度の「うるう日」。

去年や来年だったなら、今日は3月1日という事になる。

まぁ 1日や2日の違いは ともかく、3月といえば暦の上では

春である。

だから今日は、少しでも春の気配を感じたくて

芥川の堤道を歩いてみた。

枯れすすきがゆれ、寒そうな堤道が続く・・。

 

春を知らせる「梅」の花が、今を盛りに咲いているのだが

春の実感はない・・。

この梅の木・・

一本の白梅の木なのに、枝の一部には紅梅が咲いている。

変なヤツ!・・。

 

堤道の公園の桜の蕾は、まだまだ固い。

 

そろそろ年度末が近づいていて、予算を使い切ろうとの思惑か・・

この時期になると、芥川でも河川工事が盛んに行われる。

こんな事でも、春を感じたりする・・。

 

それでも・・

「梅の花」をはじめ、「菜の花」や「水仙」・・

名も知らぬ「野草の花」なども、芥川堤道には咲いていて・・

三寒四温を繰り返しながら、必ず春は やってくる・・と

教えてくれている。

 

雨上がりの芥川

朝方まで降っていた・・らしい雨が あがったので

芥川の堤道まで散歩に出かけた。

北西の方向を眺める・・。

気まぐれに青空を覗かせたりもするが

雨上がりの雲は厚くて重い。

もう数日で 2月も終わるが、芥川の春は まだまだ先らしい・・。

 

 

芥川の川下の方に目を向ける・・。

 

・・あっ!

 

突然、「カワセミ」が水に飛び込んだと思ったら

小魚を咥えて水中から出てきた。

少し離れた木まで飛んでゆき、捉えた小魚を飲み込んでいる・・。

 

突然のカワセミの出現で、そんな状況をスマホのカメラで

写したかったが、あっ!という間の出来事で

写真を写す余裕は なかった・・。

だから帰宅後、その時のイメージを合成写真にした。

「A」地点あたりの枯れ枝にでも止まって

ジッと獲物を探していたのだろう・・。

小魚を捕獲したあと すぐ、「B」地点の木まで飛んで行き

小魚を飲み込んだのだ。

 

もちろん 写真のカワセミは、サイトから拝借したものである。

 

レシートは 栞 代わりか・・

久しぶりに ゆったりと居間の読書コーナーのソファーに座って

大好きな娯楽時代小説を読む・・。

 

もう だいぶ以前の事になるが、それまで 名前さえ知らなかった

芝村凉也という作家さんが書かれていた『返り忠兵衛 江戸見聞』

という文庫本 描き下ろし時代小説のシリーズ物を読んで

一気にファンになり、それ以来 芝村凉也さんの小説は 全て

読んでいる。

そんな芝村凉也さんの、双葉文庫から出版され、現在 進行中の

時代小説に、『北の御番所 反骨日録』(双葉文庫)という

シリーズ物がある。

 

 

時代小説での奉行所物といえば 大抵の場合、定町廻り同心や

隠密廻り同心などの花形同心や与力が主人公となって活躍する

場合が多いが、この物語の主人公の裄沢広二郎は

奉行所内の事務方ともいえる「用部屋手付同心」という

どちらかと云えば地味な役職の同心物語である。

 

その『北の御番所 反骨日録 』第7巻「辻斬り顚末」を読み始めて

数ページ目あたりに、まるで ”栞”として挟んでいたかのように

1枚のレシートが収まっていた。

六兵衛が購入する文庫本は 全て中古本なので、これまでにも

何度か 購入した文庫本の中に、レシートや何かのチケットなどが

挟まっていたことがある。

 

 

このレシート よく見ると、兵庫県たつの市の本屋さんが発行

していて、この『北の御番所 反骨日録 (第7巻) 辻斬り顚末』の

購入時のレシートのようである。

2023年4月に購入していて、値段は770円。

調べるまでもまく『北の御番所 反骨日録 (第7巻) 辻斬り顚末』が

双葉文庫から発売された時期と重なる。

どうやら この方は、この文庫本の発売と ほぼ同時期に購入し

読み終わったら、わりと直ぐ中古本として どこかの中古本屋に

売ったようだ。

そして六兵衛が、今年(2024年) の1月5日に

ネット中古本販売の駿河屋から200円で購入した事になる。

 

読み進めていくうちに、また 別の ”紙” も挟まっていた。

「楽天ポイントカードの明細」である・・。

 

 

この方、現金ではなく、「楽天カード」を使って購入し

7ポイントを獲得したという事か・・。

 

 

行ったことさえない兵庫県たつの市という町の本屋さんで

縁もゆかりもなく、名前さえ知らぬ方が購入され

そして手放した文庫本を、ふたたび六兵衛が手にした。


                                    Googlマップ 参照

 

ほとんどの場合、ただ単に中古の本・・という それだけの存在で

しかない中古本が、” 栞 代わり” だったかは 兎も角として

そのレシートが挟まっていた お陰?で、あれこれ想像をすると

何となく親しみが湧いてくるから 不思議である。

 

 

朝 霧

今朝  7時を過ぎた頃に、西側の窓のカーテンを開けると

朝霧の中に小学校の校舎が霞んで見えた。

 

東側にも回って見ると、農業用ため池と、その向こうにあるはずの

家並みや、小高い古墳の山が 霧の中に隠れている。

 

我が町でも 1年に何度か、こんな景色に出会える。

幻想的である。

 

そういえば日本語には、霧(キリ)とか 靄(モヤ)とか 霞(カスミ)とか

区別が付きにくく、それらを表す漢字も似ているうえに難しい。

正しい違いを知らないから、ちょっと調べてみた。

 

霧(キリ)・靄(モヤ)は水滴で、霞(カスミ)は水滴以外のチリや

ホコリの場合を云うらしい。

また、霧(キリ)は秋の季語、霞(カスミ)は春の季語だという。

確かに、春のぼんやりとした見通しの悪い空気のことを

はるがすみ (春霞) というね。

 

西の空に 感謝・・

つれあいが退院して2週間が過ぎた・・。

入院していた その2ヶ月の間の、六兵衛の一人暮らしを思い

起こせば、娘達や孫達の励ましや手助けに感謝するとともに

退院した つれあいが側に居る心強さや ありがたさが、改めて

身にしみる。

 

 

・・そんな ある日、無料の「Evernote Free」を利用している

六兵衛のもとに、その「Evernote」から【 重要なお知らせ 】

というメールが入った。

 

『ノート数が上限の 50 個に達した。

新規作成を続けるにはアップグレードしてください。

2023年12月4日以降、Evernote Freeをお使いのお客様の

アカウントで所有出来るノート数の上限が50個

ノートブック数の上限が1個になります。』・・との内容だ。

これまで 深く考えることもなく「Evernote Free」を使っていた

六兵衛だったが、どうやら使用するための条件が厳しくなった

ということか。

「Evernote」をスムースに使いたければ、アップグレードして

それなりの料金を払ってから使ってくれ・・と云う事らしい。

そう云えば この頃、何となく「Evernote Free」がスムースに

使えなくなっていた事を思い出した・・。

まぁ 残しておいても、大して役に立つとは思えない程度の

ファイルなのだが、無料の「Evernote Free」だから念の為に

” 記録 ” として残しておくつもりだったのだ。

だから これまで、「Evernote Free」に保存していたファイルを

整理し直し、他の「オンラインストレージ」の「Dropbox」や

「Google ドキュメント」、「Boox Sync」など

やはり無料の「オンラインストレージ」も利用しているので

これまで「Evernote Free」に保存していたファイルなどは

他の「オンラインストレージ」に移動しておこう。

 

退 院

つれあいが、今日 退院した。

2ヶ月近く、隔離されたクリーンルームで よく頑張った。

 

病院の入口近くに植わっている梅の花の満開が早いか

それとも つれあいの退院が早いかを 競争をしていたが

どうやら 引き分けのようだ・・。

 

病院内の「阿武山神社」に無事 退院出来た事への

感謝を込めて、病院を出る時 謝意を伝えた。