雨やどり

深夜から降り続いている雨は、今朝も変わらず降り続いている。

朝  いつものように、歯を磨こうとベランダに出る扉のカーテンを開けたら、1羽の鳥が物干し竿にとまっていた。

ヒヨドリだろうか、雨に濡れている。まだまだ雨は降り続くらしいから、ゆっくり雨やどりをしていけばいいよ・・。

遠くに眺められるはずの生駒の山々や、枚方あたりの高い建物なども、今朝は雨にけぶって霞んで見えない。

さだまさし さんの「雨やどり」

作詞・作曲:さだ まさし さん

♬『 それは まだ 私が神様を信じなかった頃
9月の とある木曜日に雨が降りまして
こんな日に  素敵な彼が現れないかと
思っていたところへ あなたが雨やどり

すいませんね と笑うあなたの笑顔 とても凛凛しくて
前歯から右に四本目に虫歯がありまして
仕方ないので 買ったばかりのスヌーピーのハンカチ
貸してあげたけど 傘の方が良かったかしら

でも 爽やかさが とても素敵だったので
そこは 苦しい時だけの神だのみ
もしも もしも 出来ることでしれば
あの人に も一度逢わせて ちょうだいませませ

ところが実に偶然というのは恐ろしいもので
今年の初詣でに
私の晴着の裾踏んづけて
あ こりゃまた すいませんねと笑う口元から虫歯がキラリン
夢かと思って ほっぺ つねったら 痛かった

そんな馬鹿げた話は 今まで聞いたことがないと
ママも兄貴も死ぬ程に笑いころげる奴らでして
それでも私が突然 口紅などつけたものだから
おまえ大丈夫かと おでこに手をあてた

本当なら つれて来てみろというリクエストにお応えして
5月の とある水曜日に彼を呼びまして
自信たっぷりに紹介したらば 彼の靴下に 穴がポカリ
あわてて おさえたけど しっかり見られた

でも 爽やかさが とても素敵だわ
うけたので かれが気をよくして急に
もしも もしも 出来ることでしたれば
この人を お嫁さんに ちょうだいませませ

その後 私 気を失ってたから よくわからないけど
目が覚めたら そういう話が すっかり出来上がっていて
おめでとうって言われても も一度気を失って
気がついたら あなたの腕に 雨やどり 』