六兵衛の未読の本棚にある市兵衛さんの文庫本4冊(27巻、
28巻、29巻、30巻) より前の、六兵衛が これまで
市兵衛さんの文庫本の第26巻を読んだのは
2019年12月に祥伝社文庫から発売されていた
「風の市兵衛 弐」の第26巻『希み(のぞみ)の文』 だった。
常に文庫本の購入は、ネットの中古本サイトで買う六兵衛
ゆえに、新刊の発売から 約半年ほど後の、2020年6月か
7月頃になって、その第26巻『風の市兵衛 弐・希みの文 』
の中古本を購入し、読んだのだったと思う。

2012年の初夏の頃に「さし絵」として掲載していた111作目のカット絵。
その後に、未読の市兵衛さんの文庫本が4冊も手元に揃い
しかも もうすぐ(6月10日)、『風の市兵衛 弐』の最新刊
となる第31作『風の市兵衛 弐・春風譜』が発売される
予定だということも知り、昨日の日記にも書いたように
第27巻『風の市兵衛 弐 ・残照の剣』を読み
さきほど 読み終わったのだ。
藩主より百日間の蟄居閉門を命じられている武州 川越藩
勘定方 組頭・村山 永正を訪ねた市兵衛と宰領屋の矢藤太。
蟄居閉門中の父・村山 永正が、二人と会った娘の早菜に
訪ねてきた二人の印象を聞いた。
「唐木市兵衛どのは、剣術はできそうか」
剣術はできそう?と早菜は空の雲を見上げて呟いた。
「背丈は高いのですが、痩せていらっしやいます。
目鼻立ちは はっきりしていらっしゃいます。
でも、少し下がり眉で、優しげというか、
なんとなく頼りなげというか、
むしろ矢藤太さまのほうが、背は低くても、
頑丈そうな身体つきに、お見かけしました。」
そう言って思わず おかしくなり、くすくすと笑った。
第27巻『風の市兵衛 弐 ・残照の剣』の作中でも
初めて会った武家の娘の目を通して、一見頼りなさそうに
見える市兵衛さんを、やや楽しげに表現している。
そんな市兵衛さんの活躍から、六兵衛が2年間も離れて
いたことに改めて驚くが、他の中古本を購入する度に
市兵衛さんの文庫本の事も気にしていたわけで
多分 六兵衛の気持ちの中では、常に市兵衛さんと一緒の
つもり・・だったのだろう。
ちょうど2年ぶりとなる 市兵衛さんとの再会は嬉しかった。
そして、今後の市兵衛さんのシリーズに、重要な登場人物と
なるであろう、「鬼しぶ」こと北町奉行所 廻り方同心
渋井 鬼三次の元の息子・良一郎に、母親・お藤の再婚相手
老舗扇子問屋「伊東」の主人・文八郎が、義理の息子の良一郎に
訥々と話す言葉に泣けるのである。
あぁ〜・・ 次の、次の28巻も続けて読みたくなる〜・・・。





























