「夏草や・・」・・その後

この頃は早朝の5時頃に起きて、表の庭や裏の畑の「草むしり」をしているのだが、早朝とはいえ1〜2時間ほど時間が経つと 夏の日差しが強く暑くなるので その日の作業を終えるものだから、なかなか草むしり作業は はかどらない。

それにしても 猛暑である。
雨は ほとんど降らない。
3つのタンクに貯めた雨水を草むしりの前に野菜にまくのだが、タンクの水も残り少なくなってきた。

表の庭に植えているキュウリだが、何本かを収穫して食べたが、今年は さほど枝葉を伸ばすことも出来ないまま、もう ツルや枝葉は枯れ始めている。
収穫の秋が楽しみだった柿の実が、熟れる前に ほとんどの実が落ちてしまった。

オスの「キウイ」の葉が 枯れたように茶色に変色し始めた。
この暑さを乗り切ってほしいので 出来るだけ負荷を減らそうと、思い切って枝葉をカットした。
「ゴーヤ」の葉も どこか力強さがなく、1個だけ7cmほどの「実」がぶら下がっているのみだ。

そんなこんなで 今年の夏は 特に暑いからなのか、いつもの夏に比べると農作物に、あれやこれやと問題が多いような気がする。

そんな中、先日 つれあいが『このYou Tube 観て・・』と iPadを見せにきた。
弘前市のリンゴ
農家の木村秋則さんという方が、農作業に関するリスナーの質問に答える番組だった。

【自然栽培】どうする?猛暑対策!・木村秋則さん

10年以上の年月をかけて無能医薬・無施肥のリンゴ栽培に成功され、「自然栽培」の第一人者といわれている木村秋則さん。
そんな木村さんへの番組での質問は、『野菜などの猛暑対策は どうすればよいか?』というものだった。
木村さんは、『暑いときには草を刈らない、そのまま伸ばしておく。何故なら、草の中の温度と草を刈り取った後の温度差は8度から10度も違う。周りの人から手入れをしないのは怠け者だ・・と言われるかもしれないが・・ 』​​との回答だった。

草を刈り取って、太陽熱を直に土に当てるより、草を残したほうが太陽熱を遮断してくれる・・か、ホゥ!なるほど なぁ。

試みる価値あり・・。
残った草はそのまま残して、とりあえず「草むしり」は中止とした・・さて 。