スモモの種子・・その2

我が家の庭に植えた「スモモ」の木は、6月の頃になると

「実」が赤く熟れて食べ頃になり、収穫する季節だ。

しかし今年は、まだ「実」が青く小さい頃に

ほんどの「実」が春先の強風で落下してしまい

6月の収穫時期になって収穫出来たのは

わずか20数個だったと言う事を7月2日の日記『スモモ』

書いた。

「スモモ」

 

採れた数は わずかだったが、つれあいと二人で食べた。

見た目は あまりよくないが、味は瑞々しくて 美味かった。

 

食べた「実」の「種子」を、試しに畑に植えてみようと

思い立ち、12個の種子を残した。

その内 4個の「種子」は、すでに2つの植木鉢に分けて

植えた事は、7月22日の日記『スモモの種子』で書いた。

「スモモの種子」

 

残りの8個の種子は濡れたキッチンタオルに包んで

冷蔵庫に しばらく保存しておいた。

種子

 

しばらくの間、冷蔵庫で冬の寒さを味わってもらい

その後 冷蔵庫から出せば、春が来たと勘違いして芽を出すのだ

・・と、そんな都合のいい具合にいくかどうかは ともかく

ネットでググった方法である。

 

約10日ほど、冷蔵庫で寝かせておいた「種子」を取り出し

肥料をやって準備しておいたプランターに植えた。

春だよ

 

とはいえ、ネットによると・・

食べて残った「種子」を植えても、自家結実しない品種が

ほとんどで、「実」に育てるのは なかなか難しい・・とか。

 

話は変わるが 近い将来、我が家で育てて収穫した野菜や果物

などから取った「種子」を、農家でさえ勝手に畑に植えて

育てる事は、法律で禁止されるかもしれないという

何とも おかしな法案が国会に提出されようとしていたという。

さるかに合戦

 

・・そんな事々を含めた「種苗法改正案」が

先の国会では、とりあえず見送りとなったが

この法案、『日本の新しい品種の権利が侵害されて

海外に流出するケースがあり、権利者を保護するための改正』

というのが「国」の主張らしいが、現政権の考える事や

やろうとする事は、いかにも それらしく言っているが

すべてが 誰かの利権に通じていて

現政権のする事は信用 出来ない。

 

国が主張する「改正法」が 現実に起きれば

農家の自家増殖の権利を著しく制限したり

許諾の手続きなどの、大きな負担を農家に生じさせたりして

農業経営を圧迫し、民間の高価な「種子」を 毎年購入せざるを

得なくなって、自給率の低下に つながる原因になると

懸念されているのだ。

 

何にしても これまで、現政権のした事に国民の為になった事が

あったろうか。

ごく最近の例として、何やかやと評判の悪かったアベノマスク

の第2段を画策して、介護施設や保育所などに 約8千万枚を

配布するという。

今では 良いマスクが、余るほど出回っているというのに

どう考えてもこれは「利権絡み」以外には考えられない。

 

安倍政権の なりふり構わぬ「最後っ屁」である。