日陰を・・

2年前のちょうど今頃、家の裏に畑を作り始めた。

つれあいと二人 老体に むち打ち・・いやいや

互いの老体を庇い合いながら、焦るつもりなどないから

ゆっくりと無理をせず、出来る範囲の作業を続けた。

2年後の畑

 

ツルハシ、スコップ、クワ などなど・・元々 持っていた

道具もあったが、どうしても電動の「耕うん機」の助けが

必要に感じ、思い切ってネットで購入した。

耕うん機

 

そんなとき 夢は広がるもので、つれあいが「キウイ」を

育てたいという、

苗はともかく、「オスの木」用と「メスの木」用の

2つの組み立て式の「棚」が必要になった。

そして それまでは、鉢に植えて庭に置いていた「藤」の木を

裏の畑に地植えしようとも考えた。

だから「藤」の木用の「棚」も必要になり、「キウイ」用の

「棚」と一緒に、3つの「棚」をネットで注文したのだった。

それより何年か前、サンタクララに暮らす次女夫婦が

つれあいの誕生日にと贈ってくれた「藤」の鉢植えである。

 

藤の定植

その鉢植えの「藤」を 裏の畑の片隅に地植えし

「棚」に茂らせ、その下に 簡単な椅子とテーブルを置き

農作業をする際の、日陰の休憩場所にしようと考えたのだ。

 

・・あれから2年が過ぎた。

藤の日陰

その「藤の木」も 大きく育ち、今では蔓が伸び放題・・。

窓や樋(とい)などに絡みつくほどに、のびのび育っている。