市兵衛さんしか 居らへんのや

読みたいと思って購入した中古の文庫本なのに、しばらく前ころから時代小説以外は、読む気に ならなくなって、中古本とはいえ折角買った現代物の小説は、未読の本棚の隅でホコリを被っている。

ところが この頃の六兵衛は、好きだった時代物でさえ少し読んでは つまらないと思えるようになって、結局 途中で読むのを止めてしまったりする・・そんな状況が続いている。

六兵衛の集中力が無くなってきたからだろうか・・?
それとも老いて我儘になり、時代小説とはいえ六兵衛の好みが、ますます狭くなってきているのだろうか・・。
そんなこんなで、六兵衛が読みたいと思う文庫本が、極端に少なくなってきた。

だいぶ昔から六兵衛が愛読していた藤沢周平さんや、その後も 杉本彰子さん、宇江佐真理さん、浅黄斑さん、長谷川卓さんなどが続けて亡くなられている。
六兵衛が、今 楽しんで読める作家は・・と考えると、どうにも 少ないのだ・・。
「風の市兵衛シリーズ」を始めとした辻堂魁さん、あとは・・う〜ん・・そう、あさのあつこさんの「弥勒シリーズ」、柴田よしきさんの「お勝手のあん シリーズ」などなど・・ほんの僅かだ・・。

六兵衛が読みたいと思う文庫本が少なくなったとはいえ、もちろん 本は購入している。
中古本ネット販売の「駿河屋」とか「バリューブックス」などだ。今回も、市兵衛さんが活躍する『風の市兵衛 弐・うつ蟬(第33巻)』が、「駿河屋」で それなりに安くなったので、とりあえず他の時代小説を 少々と一緒に注文をしていたのが、10日ほど待って やっと届いた。

出来るだけ 楽しみは後に残そうと思う六兵衛は、これまでに購入していたけれど、我慢して読まずに残しておいた「風の市兵衛」の2冊 第31巻の「春風譜」と第32巻の「母子草」)と、今回 購入した第33巻の「うつ蟬」を合わせると、これで未読の「風の市兵衛さん」が3冊になって、未読の本棚に並んでいる。そして すでに10月には、第34巻目となる『風の市兵衛 弐・蝦夷の侍』が発売されているが、中古本としては当然 まだ安くなってはおらず、今は買える時期ではない。

今 六兵衛の心配事は、『風の市兵衛 シリーズ』が いつまで続くか・・ということだ。
辻堂魁さんの『風の市兵衛 シリーズ』は、2010年に第1巻が出版されて以来、これまでに34巻が出版されている。
辻堂魁さんに お願いしたい。
作家として、同じ人物ばかり書いてくると、少々 マンネリになると聞く。
でも、書くのに飽きた・・などと 言わんといてや!
市兵衛さんを やめたら あかんで!

長いシリーズ物にも、上には上が おりますョ。
例えば、佐伯泰英さんの「居眠り磐音江戸双紙シリーズ」は51巻まで。
鈴木英治さんの「口入屋用心棒シリーズ」も51巻まで続いたそうです。
鳥羽亮さんの「はぐれ長屋の用心棒」は53巻まで続き、
小杉健治さんの「風烈廻り与力・青柳剣一郎」にいたっては、66巻まで続いています。

辻堂魁さん!
市兵衛さんを 続けてや!
六兵衛をワクワクさせてくれる 優しいヒーローは、もう市兵衛さんしか おらんのや・・。