次は「北町奉行所捕物控・全8冊」だ!

3度目か4度目の再読になる『風の市兵衛』と『風の市兵衛 弐』の文庫本 第32巻までを読み終わってしまった。
未読の本棚に並べている『風の市兵衛 弐』の第33巻「うつ蝉」と第34巻「蝦夷の侍」、そして まだ中古本として未購入の第35巻「みこころ」には、手を付けないまま 楽しみに残しておく。

だから 新たに、再読用の本棚に並べていた文庫本の中から、長谷川卓さんの『北町奉行所捕物控・全8冊(祥伝社文庫)』を取り出し 読み始めた。

この 長谷川卓さんの「北町奉行所捕物控」シリーズは、北町奉行所 臨時廻り同心・鷲津軍兵衛が主人公の時代小説で、ハルキ文庫から2005年8月に第1巻『北町奉行所捕物控・風刃の舞』が出版され、2012年4月に第8巻「北町奉行所捕物控・野伏間の治助」が出版されている。
(十数年後に 祥伝社文庫より全8巻が再出版されている)

張り込み場面や捕物シーンなどは緊張感があり、剣の兄弟子や仲間の同心たちとの掛け合い、岡っ引きや下っ引きなどへの教えや思いやり、そのような捕物の合間に見せる主人公・軍兵衛の人柄が読者を和ませてくれる。
細かった糸が どんどん縒り合わさり、大きな事件の解決に繋がっていく様は 痛快である。

しかし 誠に残念ながら、作者の長谷川卓さんは 2020年11月に亡くなられている。
新たな作品を読むことはない
・・。

長谷川卓さんの代表作とも言える”山の民”の物語『嶽神伝シリーズ(全8作)』も、そのうち再読したいと思っている・・。