山 桃

今朝は 数日ぶりの早朝散歩。
つれあいと いつものコースを歩いた。

梅雨も終わろうという この時期、早朝とはいえ  すでにもう暑い。
そんな道中に1ヶ所だけ 割と涼しい道がある。
2~300mほどの短い散歩道だが、木陰が 有りがたい。

その散歩道の途中の あちこちに、いっぱい「ヤマモモ」の実が落ちている。赤く熟れた「実」や、まだ青い「実」など・・。

見上げると、木にも たくさんの「実」が 今を盛と・・。

遠い昔、六兵衛が まだ子どもだった頃、母方の祖父母の家の山には「ヤマモモ」の木があって、登っては取って食べた思い出がある。
その祖母が、高齢になっても「ヤマモモ」の木に登り「実」を取っていてるときに 枝が折れ、下に落ちたという。
それ以来 祖母は、寝たきりになってしまった・・、我が家では そんな謂れのある「ヤマモモ」でもある。

「ヤマモモ」の木は ”はそい” と云われる。
我が田舎では「もろい」ことを「はそい」と言い、『この木の枝は はそいき, 気をつけや』などと、よく云われたものだが・・。

「実」のなる「ヤマモモ」のメスの木の下では、あちらでも こちらでも、「実」が無惨に 落ちるに まかせた状態で・・。

少し酸味のある赤黒く熟れた「ヤマモモの実」に、少し塩をまぶして食べると甘くなって・・遠い昔の、今の時期だけの野生の懐かしい食べ物だった・・。