次の再読の文庫本は

六兵衛がこれまでに読んだ文庫本の中で

特に面白かった文庫本は 再読する事を考えて

本棚に残している。

この頃の新しい文庫本には、六兵衛好みの 読みたいと

思えるような面白そうな小説が少なくなってきている。

だから だから、ここ数ヶ月 読書コーナーでの読書は

再読用の文庫本を本棚から取り出してきて読んでいる。

浅黄 斑さんの『無茶の勘兵衛日月録』シリーズ

長谷川 卓さんの『北町奉行所捕物控』シリーズ

吉田 雄亮さんの『深川鞘番所』シリーズと読んできて

先日、辻堂魁さんの『風の市兵衛』シリーズ全20巻と

『風の市兵衛 弍』シリーズの手許にある第4巻までを読み

終わった。

 

それにしても、やっぱり 市兵衛さんは いい!

侍として 人として、強く真っすぐで 、人を慈しむ優しさが

六兵衛の胸を温かくする。

何より、誠意と真心と誇りを持った市兵衛さんの生き様が

清々しい。

「弱きを助け 強きをくじく」という勧善懲悪の

単純といえば単純な時代小説だが、どうにも六兵衛は

この小説が 好きで好きで たまらないのだ。

 

市兵衛さんの再読が終わり、次に 再読用の本棚から取り出して

読み始めた文庫本は『返り忠兵衛 江戸見聞』 全15巻。

作者は 芝村 凉也さん、(双葉文庫 出版) 

藩主がお気に入りの守旧派の首魁たちが、藩を牛耳ろうとして

横暴が目立つ遠州地方の小藩・定海藩。

そんな守旧派に、蔵奉行を務める兄を殺された筧 忠兵衛は

取り敢えず江戸に逃れる。

知らぬ間に藩のお家騒動に巻き込まれるが

得意の剣と正義の心で守旧派たちに命をかけて立ち向かう。

この物語も やはり、そんな勧善懲悪の時代小説である。

 

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