『断腸の思い』・・だって?

暦では3月だ。

本来なら、3月とはいえ まだまだ寒い日が しばらくは続き

三寒四温の日々を経た後に本格的な春になるんだろうが

3月と聞けば、何となく春を意識し 嬉しくなる季節である。


六兵衛が以前 作っていた「大衆娯楽小説は文庫本で」というブログの中の
2012年の冬の頃に「さし絵」として掲載していた98作目のカット絵。

 

今シーズン、 暖冬だとか雪が少ないとか言われて

現実に いつもの年より暖かい冬だったのかもしれないが

それでも冬は冬であって、特に年寄りは 寒いと身体が硬くなり

動きも鈍くなる冬なのである。

 

本当の春はもう少しすれば確実に来るのだろうが

世間では、いや日本を含めた世界中で猛威に襲われている。

少なくとも、すくなくとも・・

日本国内における日本政府のコロナウイルス対策が

何だか胡散臭い様相を呈している。

 

何しろ「森友・加計問題」や「桜を見る会」の諸問題で

アベ政治の信頼はガタ落ちだし、政府として なるべく大げさに

したくない理由があってか、政府の対応は後手後手になり

その結果 評判が悪いくなると、今度は いきなりの学校閉鎖を

要請すると言い出し、ますます世間を混乱に陥れている。

『断腸の思いで学校閉鎖の要請・・』とアベ首相は云う。

「断腸の思い」とは 六兵衛にも何となく、その言葉の雰囲気は

わかるつもりだが、正確な意味を調べてみた。

『断腸の思い』とは・・「腹わたが千切れるほどに辛く苦しく

悲しい思いをすること」とある。

 

その言語の由来も調べてみた。

垣温(かんおん)という中国の武将が 船で川を渡っていた。

同船していた家来が一匹の子猿を捕らえ船に乗せたところ

少し離れた岸辺にいた母猿は、泣き叫びながら岸伝いに船を

追いかけて来た。

長い距離を必死で追いかけ、やっとの思いで船に乗り込む事が

出来た母猿だったが、まもなく死んでしまった。

そして子猿を捕らえた家来が、息絶えた母猿の腹を裂いてみると

見るも無残に腸が断ち切れていたという。

 

いつもの事ながら、アベさんの言葉は軽いのである。

どんなに深く重い言葉を使おうと、アベさんが使えば軽くなる。

心に響かないのだ。

誠意を持って話していないからだろう・・。