六兵衛のブログには常々、老人となった六兵衛のことを
直接的だったり 間接的だったりしながら、さも六兵衛が老人だと
強調するかのように、あれやこれや としつこいほど書いている。

六兵衛が以前 作っていた「大衆娯楽小説は文庫本で」というブログの中の
2013年の梅雨の頃に「さし絵」として掲載していた167作目のカット絵。
だからといって、老いた六兵衛の残りの人生を
決してマイナス思考で考えているわけではない。
体力的に疲れやすくもなり、事あるごとに 足や腰や肩などに
痛みを意識するようになり、記憶力や集中力などの頭の働きも
鈍くなって、物忘れも多くなってきた。
しかし しかしだ、仕事もリタイアして 世間との関わりも
少なくて済むようになった今では、多少の身体の痛みだとか
頭のボケだとかは、大した問題にも思えず むしろ 今の方が
何とはなしに楽に生きているのではないか・・とさえ
感じていたりする。
決して 老人となった六兵衛の ひがみや負け惜しみではなく
六兵衛が子供だった頃に周りにいた老人達に感じていた
ゆとりのような落ち着きが、今になって納得出来るように
思えるのである・・。