違和感が・・

なぜ だろう・・なんか気持ちがモヤモヤしている・・。

安倍元総理が銃弾に倒れた後の報道などを見ていると

六兵衛の気持ちに 妙な違和感がある・・。

 

暴力は絶対反対である。

言論を暴力で封じる行為は、結局 最後は自滅以外にない。

 

岸田首相の『民主主義の根幹である選挙中に起きた卑劣な

蛮行で、断固非難する』との安倍元総理の悲報を受けての

発言に代表されるように、多くの公人達は一応 型通りの

「暴力で言論を封じる行為」だとの非難する発言をする。

そして、特別の「追悼番組」なら ともかく、各放送局の

ニュースキャスターたちが、申し合わせたように

揃って「喪服」を着用していたという。

なんか 異様である。

大勢の国民が亡くなった先日の「知床遊覧船事故」の際の

放送でも、キャスターは喪服など着ていなかったと思う。

安倍元首相が まるでヒーローだったような扱いにも思える。

そんな 今のメディアの、安倍元総理(政権)への『右向け右』

の特別意識が、六兵衛のモヤモヤを増幅させる原因にもなって

いるようだ。

 

誤解を恐れず発言をすれば・・

日本の「自衛」のための「武力」を、今以上に強くしようと

先頭に立って進めていた安倍さん・・。

しかし、「自衛力」は「自衛」にもなるのだろうが

廻りに驚異を感じさせる「武力」にもなってしまう。

「武力」は「暴力」でもある。

安倍さんが総理の時代、「特定秘密保護法」や「共謀罪法」

等々の、「武力」を意識した「権力」を強めながら

森友学園での「背任」や「文書改ざん」、加計学園での

「特別の便宜」、そして挙げ句は、各界で功績のあった人達を

慰労する「桜を見る会」に、自分の後援会関係者を大勢招待

した などの「私物化」も大きな問題になりながら

第1次安倍内閣の時のように、都合が悪くなると健康を理由に

身を引くことで諸問題の責任を逃れてきた人であった。

 

もう一度 言わせてもらおう。

「物事」は「暴力」では 決して解決しない。

結局「暴力」は、最後には自滅する。

そして、「特定秘密保護法」や「共謀罪法」などの法律を

強引に作り、己らに都合の良い憲法へと改悪を望み

「自衛」の名のもとに防衛費を倍増しようと企む一部の

権力者たちにも、強く言いたい。

「暴力」では「物事」は 決して解決しない。

 

死者に鞭打つように、今更 亡くなられた安倍元首相を非難する

つもりはないのだが、ただ 今回の安倍さんが亡くなられた後の

世間の多くの対応を見るに、なんか妙な違和を感じるものだから

六兵衛なりに気持ちを まとめてみたいと考えたのである・・。