『桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿』という「ことわざ」を
知らぬわけではなかったが、昨年の秋の台風襲来のとき
庭の桜木の太い幹までもが激しく揺れ 波打ち
いささかの恐怖を味わった。
だから「桜切る馬鹿!」と言われようが
出来るだけ桜の枝葉を小さく剪定しようと、老体にムチ打って
桜木に登り、必死で切り落としたのは
昨年の台風の後の秋頃であった。
その時 切り落とした桜の幹や枝の一部を
庭の畑の区切りの土留め用に設置していたのだが
な、なんと・・よく見ると
土留め用の桜木から、小さな緑色の新芽が出ている。
切り落として一年近くも過ぎているのに
芽を出す力が残っていようとは・・
なんという生命力か、執念か・・。
この頃 老人 老人と、ブログで口癖の六兵衛さんよ
見習うべきか?・・否か?