ネットを見ていて、「サンデーうぇぶり」というマンガアプリが
あるという。
『今なら あだち充さんの作品が無料で読める!』との文言が目に
入った。あだちさんは、六兵衛が若い頃から好きな漫画家の一人だった。
六兵衛が まだ盛んに漫画を読んでいた30歳代の頃には
『ナイン』や『みゆき』『タッチ』などの あだちさんの作品が
少年漫画週刊誌に掲載されていた。
あだち充さんは、六兵衛より5歳ほど若いだけで、同年代である。
あだち充さんの全ての作品を読んだわけではないが、どの作品も
なんとなく同じようなストーリなのだが、ただ、” 絵 柄 ” が 何となく好きだったし、コマを進めていくうえでの 何とも言えない ”間”も大好きだった。
『H2』は、『ナイン』や『みゆき』『タッチ』などよりだいぶ後になって描かれた作品で、親友でもあり、ライバルでもある二人の高校生が甲子園をめざす野球と、ちょっぴりの恋物語である。
そんな主人公の名前が、六兵衛の名前と同じなのだ!
『◯◯くーん』・・などと、可愛い女子マネージャーに呼ばれていたりすると、六兵衛が呼ばれているような気分になるのだ。出来れば全部 読みたくなるのは、当たり前やでぇ。
小学館より単行本で全34巻が出版されている。
そんな あだち充さんの『H2』が 、「サンデーうぇぶり」アプリで無料で読めるのだという・・。
さて、無料なら読んでみようか・・と、「サンデーうぇぶり」アプリを「iPad」にインストールした。
・・・が、最初の3話まではスムースに読めた。
しかし、そこまではサービスだったようで、それ以後を読むためには・・
1)1話分が無料になる「チケット」の回復を23時間 待って読むか・・
2)しょうもない広告動画を何回か見ることで、1話を無料で読めるようにするか・・
3)有料の「コイン」を購入して読むか・・の方法があるのだという。
・・・簡単には無料で読ませてはくれない・・という事のようだ。
漫画『H2』の単行本は全34巻もあるそうだ。
1巻に10話が収まっているとして・・全部で340話となる。
1日に1話 読めるとすれば、全部 読むのに約1年近くもかかる・・。
辛抱して しょうもない広告を我慢して見たとしても・・フム。
・・・・
一見 甘そうな菓子に見えても、なかなか どうして・・。
今更ながら世の中は そう甘くはないのだと・・
改めて、あらためて。