月刊漫画雑誌「少年画報」復刻版の中古本を購入した話を、前回のブログ日記に書いた・・。
「少年画報」復刻版(昭和35年1月号)の別冊付録10冊の中に、「とんちゃん」という付録も入っていて、この「とんちゃん」、他の漫画とは違った意味で、六兵衛には懐かしい・・。
その当時(昭和35年 頃)の記憶は ほとんど無いのだが、「とんちゃん」の作者の浦山しげおさんに、少年の六兵衛がファンレターを出した・・ようだ。
そして、それから60数年が過ぎた今でも、ファンレターの返事として 浦山さんがくれた『ありがとう・・』の「はがき」が、今でも六兵衛の手元にある。
「復刻版」の箱を開けてみて、別冊付録の中に「とんちゃん」があるのを見て、その浦山さんがくれた お礼の「はがき」の事を思い出し、古い物の入っている引き出しから取り出してみた。
・・改めて「とんちゃん」の別冊付録を手に取って、なんとなく懐かしいような気持ちになって、この「とんちゃん」という漫画のことや、作者の「浦山しげお」さんのことなどを調べてみようと、それらのワードで検索してみたが、特に参考になるようなものを見つける事は出来なかった。
出てくるのは「少年画報 復刻版」の付録としての「とんちゃん」 くらいのものだった。
この「とんちゃん」という漫画が、いつまで「少年画報」に連載されていたのか、その当時の記憶も記録も無い。
そして、この「とんちゃん」以外に浦山しげおさんが描かれていたと思われる漫画を見た記憶も 無い・・。
この「とんちゃん」はギャグ漫画だ。
その当時 人気だったギャグ漫画は、前谷惟光さんやムロタニ・ツネ象さん、山根赤鬼、青鬼兄弟 などの漫画で、ついでに云うと、まだ新人の頃の赤塚不二夫さんが「おそ松くん」や「天才バカボン」で人気漫画家になる前の「ナマちゃん」というカワイイ漫画を描いていた・・そんな頃の「とんちゃん」である。
ちなみに、その当時の「少年画報」の値段は ¥150 だった。
しかし その後、週刊誌が全盛の時代となって、月刊「少年画報」は1971年(昭和46年)に休刊となった。