つれあいと いつも歩く散歩道の途中に立つ「仮囲い鋼板」の根本に、健気に「ノブドウ」が生えている場所がある。
しかし その「ノブドウ」が生えている周囲は、アスファルトの道路と 平べったい「仮囲い鋼板」の壁ばかりで、「ノブドウ」が伸びていくためのツルを絡ませられる支えなど 何もないものだから、枝葉を伸ばそうとしても限りがあり、そのうち道端に倒れてしまい、車などに踏み潰される事になったりしている。
そのうえ 虫に葉を喰われたり、秋になれば 結局 雑草として根本から千切られたり、刈り取られたりする。
これまでも そんなことを繰り返しているのだが、それでも その「ノブドウ」は春になると、何度でも新しい芽を出してくる・・そんな「ノブドウ」の生命力に魅せられてきた。
そもそも そんな「ノブドウ」に気付いたのは、2023年8月19日の当六兵衛ブログに書いた「ツル科の草」が始まりであった。
「ツル科の草」
そして その後の六兵衛ブログには、9回を数えるほど その「ノブドウ」の事を書いてきた。

その中で 最も新しい「ノブドウ」に関する六兵衛ブログの日記は、刈り取られた後に残っている「ノブドウの根」から、昨年の12月中頃の寒い時期なのに、不思議に「芽」が出てきているのを見つけたのだが、今年の1月3日 に通ったときには、やはり寒さに負けたようで、「芽」は枯れてしまっていた事を書いている。
「またまた 「ノブドウ」のことを・・」
その「ノブドウ」、そんな状態で冬を過ごし、今年の春が来て、草木が緑に覆われだし始めても、いっこうに芽を出してくれる気配がない。
とうとう枯れてしまったのか・・と、半ば諦めながら散歩をしていたのだが、昨日 つれあいとの散歩のとき、その「ノブドウ」が芽を出しているのを知った。

「ノブドウ」にとって厳しい環境ながら、繰り返し 繰り返し、何度でも新しい「芽」を出そうとする生命力に、ただただ 圧倒される。
これからも 、生命力の強い この「ノブドウ」を、つれあいと一緒に歩きながら、見守り続けて行こうと思う六兵衛である。