文庫本『愛ある追跡』

藤田宜永さんの文庫本『愛ある追跡』(文春文庫)読んだ。

妻子ある勤務医が殺され、第一発見者で不倫相手でもあった

若い娘に容疑がかかったが『私、殺ってないよ』と言って

逃亡した。

娘は容疑者として警察に追われることになるが、娘の父親は

無実を信じて行方を探し始める・・そんなストーリーだ。

 

物語の内容は ともかく、これまでにも 色々な文庫本を

読んできて、それらの物語の中に きーポケが知っている

場所が登場することが何度かあって

その事を これまでにも当ブログに書いてきたが

今回も また、この『愛の追跡』の物語の中に

きーポケには強く親しみを感じる場所が登場している。

 

物語の作中 161ページ・・

『お嬢さんを捜しているとのこと 週刊誌で読みました。

お嬢さんは石川県白山市美川本吉町に節分の日まで

潜伏していたようです・・。』 差出人の分からない

そんな手紙をもらって父親は、早速 その町に出かけ

娘の痕跡を探して動き回るのだが・・。

 

この「石川県白山市美川本吉町」とは実在する住所で

なにより きーポケが、20歳くらいの若い頃に

東京で青春を共に過ごした 懐かしい友人の三郎さんが

現在も暮らしている町の、道路を隔てた すぐ隣なのだ。

 

呼ばれたわけでもないのに、三郎さんの結婚式に出席して

その町を訪れているはずなのだが

もう40年以上も前の遠い昔のことだから

その町のことは まったく記憶にはないが・・。

 

三郎さんと最後に会ったのは

東京で新婚生活を送っていた三郎さんが暮らす団地に

訪ねて行って、一晩泊めてもらった時だった。

それ以来 会っていない・・。

なつかしいなぁ・・。

互いが元気な内に せめてもう一度 会いたいものだと

いつも思っているんだけど・・ネェ 三郎さん。

 

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