4件の回答をいただいた・・。

先月 1月22日の更新記事『古い話で恐縮です』のように

昭和30年あたりの きーポケがまだ子供だった頃に読んだ

古い漫画の事で「Q&Aサイト」に質問をしてから

1週間が過ぎた。

古い話で恐縮です

 

「Q&Aサイト」への質問は 今回で3回目なのだが

その3回とも すべて同じ内容の質問である。

1回目の質問は10年ほど前

2回目は それから数年後に 再度 質問をしたが

2回とも「その漫画」について ご存知の方からの回答は

なかった。

わずかに一人の方から、「その漫画」を見た記憶はあるが

詳しい記憶はない・・との回答を頂いたのみであった。

そして今回 再々度になるが、改めて同じ内容の質問をした。

 


きーポケが以前 作っていた『大衆娯楽小説は文庫本で』というブログの
2011年の冬の頃に「さし絵」として掲載した42作目のカット絵。

 

情報が欲しい「その漫画」を、リアルタイムで読まれて

いると思われる方々は 現在70歳以上の年齢になっている筈で

しかも 当時から すでに60年ほどが過ぎているわけで

仮に「その漫画」を見た記憶はあるにしても

作者とかタイトルなど細かな内容まで覚えておられる方・・

となると、そうそう いないだろうと想像されるのだ。

 

質問をしてから 1週間を経て

今回は 4人の方から回答をいただいた。

 

今回  回答をくださった その内の二人の方は

きーポケが求める「その漫画」に

『似ているような漫画はあった・・』との回答を頂いたが

指摘されたマンガ等は、残念ながら きーポケが求める

「その漫画」よりも後の年代のマンガのようであった。

 

一人の方からは、回答ではありませんが・・との前置きで

きーポケの質問に矛盾があるとの指摘をいただいた。

『今から50年前に読んだとすれば、それは昭和40年代

の事になり、昭和30年前後に読んだとすれば

それは約60〜65年前の事になります。

どちらの説明が正しいのでしょう・・。

年代を正確にした方が 良い回答が得られやすいでしょう』

との ご指摘を頂いた。

そう言われれば まさにその通りで

きーポケの年代の間違いの質問文を指摘してくださった。

1回目の質問が 今から10年ほど前のことで

その1回目に使った質問の文言を、深く考えもせず

2回目も、今回の3回目も使ってしまったから

お粗末な間違いをしてしまったのだ。

 

最後の あと一人の方は、2回にわたって回答をくださって

『多分 そのようなマンガがあったように思う・・』と

言われながらも、詳しい記憶は残っていないとのことだった。

そして その方 自らが、わざわざ調べてくれたようなのだが

残念ながら「その漫画」の記録等は見つけられなかった

教えてくれた。

 

 

 

きーポケが 40歳になる頃に、フト「その漫画」が蘇り

しかし ボヤけたままの記憶しか思い出せず

気にはなったが 当時は調べる方法も知らず

50歳の中頃になって 初めてパソコンに触れ

頼りなくもネットを使い あれこれと調べ

こうして「Q&Aサイト」で人様の記憶に頼りもしたが

結局 解らないまま 終わりそうである・・。

 

40歳を過ぎた頃に思い出した頼りない記憶は

70歳を過ぎて ますます頼りなくボヤけてくる。

年齢を重ねるごとに 徐々に薄れていく「その漫画」は

子供の頃の遠い昔の ノスタルジー・・かもしれない。

 

関西弁にも いろいろ あるやろけど・・

大阪に暮らし始めて45、6年になる。

 

記事の内容は グタグタなのに、文章だけは どうにも硬くなりがちな

きーポケブログだから、たまには柔らかそうな関西弁で

ブログ記事をかいてみようかと、ちょっと試みた事も あるんやけど

やっぱり どうにも うまくない・・。

きーポケの使う関西弁のつもりの言葉を文字にしようとすると

根が関西人やない所為か、もう 訳が分からなくなって来たりする。

 


きーポケが以前 作っていた『大衆娯楽小説は文庫本で』というブログの
2011年の冬の頃に「さし絵」として掲載した40作目のカット絵。

 

幡多弁(高知県西部地方)暮らしが約18年

土佐弁(高知県中部地方)の中で3年暮らし

東京弁の真似事をしながら約5年を過ごし

現在の関西弁での暮らしが 特に長い訳やから

当然 もう、完璧な関西弁を喋れていて当たり前の筈やのに

どうにも いまだに まともな関西弁が喋られへん。

 

ほんまもんの関西人が きーポケの話す言葉を聞かはったら

『おちょくってんのか われ!!』と怒られてしまうやろなぁ。

 

あれ?・・京都弁 混ざってる? 河内弁・・?

 

文 庫 本

Amazonなんかの 本の通販サイトで新作などを探していて

この頃 思うんやけど、きーポケが読みたいと思うような

文庫本の出版数が なんか少なくなってきているように

思える。

少し前までは「文庫 書き下ろし」(特に時代小説)の新刊が

盛んに出版されていたはずなのに・・。

 

そのかわり・・というか、この頃では

きーポケが好む文庫本などに代わって、アニメ調のイラストや

可愛い少女の絵などを表紙や挿絵に起用して

ゲームやアニメの延長線上の物語とも思える若い人向けの

ライトノベル本が賑わいを見せている。

 

 

きーポケはライトノベル本に興味はないから 読もうとは

思わない。

しかし 世の中は自分の思うようには動くとは限らず

ライトノベル本が多く売れるとなれば

出版社は数多く出版するし、きーポケ好みの文庫本が

売れなくなれば、その 出版数は減る・・。

それが出版社の当然の理であろうから 文句は言えない。

 

きーポケ好みの文庫本は、一時期に比べれば

売れなくなった・・のだろう。

そして 結果、新刊本の出版も少なくなって

それが中古本として再度 売り出されるはずの数ヶ月後には

当然 中古本の数も少なくなるということになる。

そして もう一つの原因は

歳を重ねるにつれ 気ままになってくる きーポケの

文庫本の好みも やはり狭くなって、だから ますま

きーポケの好む文庫本の数が少なくなるのは

自然の摂理・・ということか。

 

仕草の不思議

講談社文庫・書き下ろしの荒崎一海さんの最新シリーズ

『九頭龍覚山 浮世綴 門前仲町・第1巻』を読んだ。

荒崎さんの代表作ともいえる時代小説「闇を斬る」シリーズや

「宗元寺隼人密命帖」シリーズなどは、どちらかと云えば

剣が強く、ストイックとも言えるほどに 己に厳しく

武骨で二枚目の主人公を、やや硬めの文体で表現されて

いたが、今回の『九頭龍覚山 浮世綴』は

少々 趣が異なっていて面白かった。

 

 

深川永代寺門前仲町に、兵法学者の九頭竜覚山と

元 辰巳芸者の”よね”とが世帯をもって暮らし始めた。

新婚 暮らしの、男から見た女の仕草の不思議さを

ほのぼのと楽しく、この作者の これまでの作品と比べて

かなり砕けた文体で表現している。

そして 殺陣あり、捕り物ありの江戸人情物語でもある。

 

 

内心 同意してしまいそうになる・・

男から見た女の仕草の不思議さの一部を取り上げてみた。

 

その壱・・

『女は、つくづく、しみじみ、やっかいな生き物である。

嬉しければ 笑えばよい。

なにも 涙をながすことはあるまい・・。』

 

その弐・・

『女と世帯を持つのは、

極楽至極と隠忍艱苦(インニンカンク)である。

奇怪至極な生き物と暮らす。

喜悦と懊悩(オウノウ)とに理不尽不可解まで加わった

荒波にもまれる笹舟に乗っているようなものだ。

しかし 思うに、書物では けっして得られぬ学問であろう。』

 

その参・・

『森羅万象には理(コトワリ)がある。

そのはずだ。

これまで紐といた書物に、女の奇っ怪さを解き明かしたものは

なかった。

ならば、躓(ツマズ)かぬよう 用心しながら

学んでいくしかない・・。』

 

その四・・

『正面が越後屋(江戸日本橋の呉服屋)だ。

柄を選んで採寸するだけだ。

すぐに済む、と覚山は考えていた。

ところが、決まらない。

手代が つぎつぎに持ってこさせる。

そのたびに、”よね”が悩む。

どっちでも よいではないかと内心で思ったが

そんなことを口にしたら 千尋の谷に突き落とされるよりも

怖い目にあいそうなので、噯(オクビ)にも出さず

”よね”に相槌を打ちつづける。』

 

 

も、もちろんの事、逆に女にも

男の単純な馬鹿さかげんの不思議さを 鼻で笑うこと

などもあるのだろうと、きーポケは思うのだが・・。

 

古い漫画で恐縮です

『とても古い話で恐縮です。

今から50年ほど昔の 昭和30年前後に読んだ漫画に

ついての質問です。

(略)

その漫画は、例えば紙に「自動車」の絵を描くと

描いたその「自動車」が紙から飛び出して

人を乗せたりして道路を走る。

「机」を描けば その「机」が 紙から飛び出して

その「机」で仕事も出来るし、抽斗も開けられる。

・・というような内容の漫画でした。

全体のストーリー、作者の名前、掲載していた雑誌名など

ほとんどの事を忘れてしまっています。

そんな昔の漫画に ご記憶のある方、ぜひ教えてください。』

 

先日、Q&Aサイトの『QKWAVE』に、上記のような内容の

質問を投稿した。

実を言うと、これまでに同じ内容の質問をQ&Aサイトに

投稿するのは これで3回目となる。

 


きーポケが以前 作っていた『大衆娯楽小説は文庫本で』というブログの
2011年の冬の頃に「さし絵」として掲載した43作目のカット絵。

 

1回目は だいぶ以前のことになる。

『Yahoo知恵袋』への質問だったが、残念ながら

一人の回答もなかった。

さほど話題にもならなかった昔の古い漫画の事だから

誰の記憶にも残っていないのだろうと 一度は諦めた。

しかし 数年後の2015年、気を取り直し

質問先を『OKWAVE』に変えて、再度 挑戦してみた。

 

数日後に・・

『確かに そんな漫画を読んだ記憶はあるが

作者や題名など ほとんど思えていない・・』という

きーポケと同じ程度の記憶の方からの回答が1件

返って来たのみだった。

 

 

きーポケが40歳くらいの ある日、フッと 遠い昔に読んだ

「その漫画」の事を思い出したのだ。

当時 暮らしていた団地の、玄関横にある物置の扉を開けて

何かを探していた時のことだったと記憶している。

 

「その漫画」を読んだ まだ少年だった当時から

すでに30年も過ぎ 中年と云われる年齢になって

突然「その漫画」の事を思い出した。

作者もタイトルも忘れてしまう程度の、当時には さほど

強い印象もなかったはずの「その漫画」の記憶を

少しでも蘇らせたいとの願いを込める・・。

 

残念ながら、覚束ないままのパソコンを操作し

思い付く限りを 様々に調べてみたものの

結局 自分では、「その漫画」の欠片さえ見つけることが

出来なかった。

 

 

そんな過程を経て 今回、しつこいようだが 再々度となる

同じ内容の質問を、Q&Aサイト『OKWAVE』に投稿した。

 

三度目の正直・・・回答よ 来い!!

 

次期「主パソコン」は・・

先日 1月12日の記事に書いたように

(『我が家の主パソコン」の主張)

突然のウイルス侵入によって、本来 書こうとしていた

記事が尻切れトンボのままに なっていた。

 

改めて書くことにする。

 

 

お粗末ながら 我がブログを書いたり・・

簡単な絵や写真などを編集したり・・

「ネット通販」や「各契約サイトとの手続き」等々・・

そんな程度の作業くらいしか しない我が家の主パソコン

「MacBook Pro」だが、購入から6年目になって

少しずつ その能力に衰えを感じ始めてきている。

 

きーポケ自身も少しずつ  老いを重ねてきているわけで

それでも あと10年くらいは パソコンが使える状態で

居たいと思っている。

・・とは云っても、現在 使っている「MacBook Pro」を

このあと10年も使い続けるのは 厳しいだろうし

所詮 きーポケが使う程度のパソコンだから

それほど高性能なパソコンが必要なわけではない。

 

「iPad」はどうか・・それなりの安価で買えるが

これまでの体験から「主パソコン」としては

扱いにくそうである。

では・・

「MacBook」や「MacBook Air」は どうか・・

それとも やっぱり「MacBook Pro」・・か

 

Appie製品は種類が少なく高価だから

その中から選ぶのは なかなかに難しい。

 

 

我が家の次の「主パソコン」に何が適しているのか・・

値段とも要相談だし・・と、そんな事を考えていたら

就寝用のBGMとして流している「Podcast」ラジオの

『Rebuild』で「Mac mini」の事が話題になった。

 

「Mac mini」も一応 候補に挙げようと思い

翌日 調べてみたら、2018年に発売された最新の

四角い箱の「Mac mini」がある。

しかし この箱だけではパソコンとしては使えず

別売りの 「ディスプレイ」や「キーボード」

「マウス」など、いろいろ揃える必要があるようで

それら全部を合わせると、それなりの高価になりそうだ。

しかも 我が家の主パソコンは

食事を兼ねるテーブルに置いて作業をする習慣があり

そんな意味でも ちょっと我が家には 不向きか・・。

 

 

やはり Appie製品は 種類が少なく 値段も高いから

判断が難しい。

 

どちらにしても あと2年か3年は

現在の「MacBook Pro」の動きが多少 鈍いとはいえ

もう少し 頑張ってくれると思うから

結論は もうちょっと先に 延ばそうか・・。

 

たばこ プカプカ・・

きーポケは いつものように、夜9時半頃になると

就寝用のBGMとして聴いている「Podcast」ラジオの

『Rebuild』を再生させながら眠りについた。

 

しかし いつもと違って なかなか寝つけない・・。

寝つけないまま1時間ほどが過ぎた頃

『Rebuild』に出演している二人が

映画やアニメの話をし始めた。

きーポケには さほど興味のない種類の

映画やアニメの話でも

何となくBGMとして役に立つ『Rebuild』なのだが

何故だか今夜は眠れない・・と 思いながら

フト 浮かんできたのは

吉永小百合さんの青春映画である。

 

そばに置いている「iPad」を引き寄せて

YouTubeから「吉永小百合 映画」で検索してみた。

 

YouTubeの1番目に表示されていたのが

日活映画『赤い蕾と白い花』であった。

しかも めずらしく、5分や10分ほどの

短い予告編や歌用のバック映像などではなく

放映時間が1時間20分ほどもあるフル映画である。

 

 

当時には 作品がよく映画化されていた石坂洋次郎さんの

小説「寒い朝」を原作とし

1962年(昭和37年)6月に日活映画から封切公開

された というから、きーポケが花の高校1年生の頃の

青春映画である。

もちろん その当時、田舎の小さな映画館でリアルタイムで

この映画を観ているはずなのだが

ほとんど記憶に残っていない。

 

ブログを書くための参考に ネットで改めて調べてみた。

 

吉永小百合・浜田光夫 主演。

脇を固める共演者は、吉永の母親役に 高峰三枝子

祖母役に北林谷栄。

浜田の父親役は金子信雄、結構アクの強い役者さんだが

この映画では 優しく若者に理解のある父親役を演じている。

主題歌は「吉永小百合とマヒナスターズ」が歌って

ヒットした「寒い朝」である。

 

戦後も15,6年も過ぎて、もはや戦後ではない・・と

言われた高度成長時代に入った頃

戦前とは違って、女性も自分を主張する民主主義が

特に若者の間に広がりつつある時代の

高校生の男女の明るい交流を描いた青春映画である。

今 観れば ごく単純な内容ではあるが

それより何より 小百合ちゃんの演じる若い女性の

純で元気な明るさに、当時のきーポケは憧れたものである。

 

 

そして、今回もまたまた 話が長くなって恐縮だが

ここからが 今日のブログ記事の本題なのだ。

 

浜田光夫の父親(医者)役を演じている金子信雄が

映画の中で やたらめったらタバコをふかすのだ。

プカ プカ プカ・・と。

始めてうかがった息子の女友達(小百合ちゃん)の家でも

 

 

小百合ちゃんがピアノで演奏しながら 皆で歌う場面でも

 

 

空港の喫茶室で高峰三枝子さんと二人で お茶の時でも

 

 

とにかく映画の中の ほとんどの場面で

この金子オヤジは、プカ プカ プカと タバコをふかして

ばかりいるのだ。

 

そういえば、昔の映像なんかを観ていると

大勢の人々がいる中でも

当然のようにタバコをふかしている人がいたり

政治家が記者会見をする場面などでも

当たり前のように

プカ プカ と、たばこをふかしていたりした。

 

 

きーポケが禁煙を始めて5年か6年か・・

もう禁煙の年数など 数えることも忘れてしまっているが

いまだに 禁煙している・・という意識から

離れられない きーポケなのである。

 

だ、だから だから・・

金子のオヤジめ、いつでもどこでも プカ プカ と・・。

 

紹介しておこう・・その四

遠い昔の 子供の頃は、同じマンガを何度も 何度も

繰り返し 繰り返し、夢中になって読んだはずなのに

じーさんに なったとはいえ 今では もう

その頃読んだマンガの細かなストーリーは もちろん

登場人物など、その ほとんどを忘れてしまっている。

 

だから やはり、今回 紹介する彼らのことも

Webサイトでさえ、当時 発売されていた「別冊ふろく」

「単行本」などを古書としての販売サイトばかりで

おぼろげで頼りない きーポケの記憶を補ってくれそうな

サイトはほとんどなかった。

 

・・だから しかたなく、わずかに残る きーポケの

遠い昔の おぼろげな残像だけで 書いていく・・。

 

『さるとび佐助』

昭和31年から昭和35年まで少年画報社の月刊少年漫画雑誌

「少年画報」連載された時代物のおもしろ忍術マンガ。

作者は 福田三郎さん。

戦国時代も終わろうとする時代、太閤秀吉が亡くなったあと

天下を狙う徳川家康と石田三成を代表とする豊臣方の武将たち

関が原で戦い、徳川が勝ちをおさめた。

それから14年後に起きた大阪 冬の陣でも、徳川の勝利となり

ほぼ 天下は徳川のものとなり、家康は江戸に幕府を開く。

主君である豊臣方の武将・真田幸村の命を受けた真田十勇士の

さるとび佐助と三好青海入道は、諸国を巡り 徳川に与する

諸大名の情勢を探る旅に出る。

探索をする旅の各地で、さるとび佐助の忍術と三好青海入道の

腕自慢の怪力が、徳川方の大名たちを 面白おかしく懲らしめる。

 

 

『ジャジャ馬くん』

作者は 関谷ひさし さん。

昭和33年から昭和38年まで 秋田書店の月刊少年漫画雑誌

「冒険王」に連載された野球マンガ。

 

嵐が丘中学校に転向してきた天馬龍平は、成績は一番だが

気が強くて負けず嫌い、喧嘩ばかりする乱暴者だった。

付けられた あだ名は「ジャジャ馬くん」。

新任の若い熱血先生が天馬龍平の野球の才能を見抜き

野球部へ入部させ、ピッチャーとして大活躍をする・・。

「満州国演義 第1巻・風の払暁」

船戸与一さんの文庫本「満州国演義 第1巻・風の払暁」を

読み始めた。

タイトルにある「・・演義」の意味を知らなくて 調べてみると

「道理や事実などを わかりやすく説明すること・・」との

意味らしい。

 

 

さて  この小説は、戦前戦中の満州を主な舞台として

日本の名家に生まれた敷島四兄弟の波乱の物語・・という

文庫本にして全9巻からなる大長編のようである

 

しかし、この物語を書かれる前後の時期に、作者・船戸さんに

末期の癌が みつかる。

それでも、病と戦いながらも書き上げた船戸さんの

絶筆となった大作のようである。

 

物語の内容は 読み始めたばかりなので

詳しいことはわからないが

物語の始めのあたり(第1巻、58ページ)に登場する

主人公・敷島4兄弟の実家とされる豪邸のある場所が

きーポケには とても懐かしい住所だったのである。

 

「東京都 新宿区 東五軒町」・・・

もう50年以上も昔の、きーポケが まだ二十歳くらいの頃に

一部屋を借りて暮らしていた下宿先の住所が

「東京都文京区関口」という場所にあり、この小説に出てくる

「新宿区東五軒町」という町のすぐ近くにあって

毎日のように東五軒町の通りを歩いていたのである。

正確な事はわからないが、当時アルバイトをしたこともある

製本屋さんが、東五軒町の辺りに あったように思う。

 

 

当ブログの3月28日の記事『江戸川に架かる「立慶橋」』

にもかいているが・・

https://arukuneru.com/2018/03/28/riyukeibasi/

 

きーポケが その時 読んでいた池波正太郎さんの文庫本

『堀部安兵衛』という小説の中にも

『安兵衛が、立慶橋を東へわたりかけたとき・・』という

文章があって、50年以上も昔の まだ若かったきーポケが

毎日のように その橋を渡っていた事があったから

ついつい 懐かしく嬉しくてブログにその事を書いたのだが

今回もまた、当時 暮らした町の名を物語の中に見つけて

性懲りもなく またこうしてブログに書いているのだ。

 

 

それに もう一つ、話しは大きく変わるが・・

この文庫本「満州国演義 第1巻・風の払暁」の「解説」を

書かれている馳 星周さんの文章の一部に、現政権の危うさを

ハッキリと書かれているので 、少し長くなってしまうが

その部分を ここに転載しておく。

 

『「満州国演義」の前半は、太平洋戦争に突入する前の日本を

描いて、その様相は現在の日本と あまりにも酷似している。

理性ではなく情緒に流れる世論。

声の大きいものの意見が まかり通り、目的のためには手段を

選ばずという輩が跋扈(ばっこ)する。

「在特会」や「ネトウヨ」といった声のでかい反知性主義が

大きな顔をし、目的達成のためには数の力に頼って憲法解釈を

無理やり変えて恥じることのない安倍政権。

まるで双子を見ているかのようではないか。

70数年前の情緒に支配された日本は 破壊へと ひた走った。

現代の日本は どこに向かおうとしているのだろう・・。』

 

「我が家の主パソコン」の主張

我が家の主パソコンたる立場の「MacBook Pro(13インチ)」も

購入から 丁度5年が過ぎて 6年目に入った。

そのためだろうか、多少の疲れが見え始めている。

 

だいぶ以前から、メニューバーにある電源マークをクリックすれば

「バッテリーの交換修理!」の表示が出る状態が続いていて

この頃では 電源プラグを差し込んだままで使用している。

 

我が家の主パソコンとはいえ、特別 難しい事をさせる訳でもないし

また そんな操作を きーポケに出来る訳でもないので

多少 動きが鈍いかなぁ〜・・と 感じる程度では

さほど大きな支障に なるわけではない。

・・とはいうものの やはり、きーポケの我がままだとは思うが

我が家の主パソコンとしては、速さと正確さを求めてしまう。

 

少なくても あと10年、老いた きーポケとはいえ パソコンくらい

何とかカンとか、もがきながらでも使うことは出来るだろう・・と

想像すると、今の「MacBook Pro」に この後 10年ほども

主パソコンたる立場を任せるのは荷が重すぎるだろう。

 

だから何となく、次の主パソコンの座に お付きになる お方を

どなたにしょうか・・などと、折々に考えたりしている・・。

 

昨夜の就寝中に、子守唄替わりに流している「Podcast」の

『Rebuild』という番組で「Mac mini」の話をしていた。

Apple社の「Mac mini」という製品のことは

名前を聞いたことがある程度しか知らない きーポケだから

朝食後に早速どんなものなのか調べてみた。

 

 

・・・・と、ここまでは、今日のブログ記事への入り口となる

あくまでも「まくら言葉」である。

 

いろいろと サイトを参考に「Mac mini」の事を調べていた。

 

・・・と、突然 それは現れた!

・・見ていたサイト画面の上に被さるように

『ブラウザ ユーザーの皆様』と書かれた小窓が現れた。

 

小窓には『本日のラッキーな訪問者は あなたです・・・

HD Streaming Moviesが当たるチャンスです』と書かれている。

『えっ きーポケが ラッキー?』

・・・・・

危ない! 危ない!

そんな甘言に騙されるほど まだまだ きーポケは

ボケちゃあ おらんぞ!!と、怒っているうちに

またまた小窓が現れて・・『警告』の通知があり

コンピュータへのウイルスの侵入を防いでくれたのである。

 

多少 衰えたとはいえ 我が家の現「MacBook Pro」は

こんな具合に まだまだ働けるぞ!・・とでもいいたげに

「我が家の主パソコン」の立場を主張するのである。