また また、古い流行歌のこと

「iPad」に保存した昔の流行歌を、夜の睡眠時にBGMとして

流すのが、ここのところの六兵衛の習慣だが

例えば、夕食後の食器を洗いながら・・

例えば、文庫本を読んでいたりするとき・・

そんな日常の何気ない ひと時に

夜 寝ながら聴いている古い流行歌の一節を、つい口ずさんで

いる自分に気付く・・。

もちろん声に出して歌うわけではないが

頭の中で「そのフレーズ」をリズムっている・・。

 

そんなリズムる歌が、ここのところ2曲ある・・・

そのひとつ、『女房なんか怖くない』というタイトルの歌。

レコード・女房なんか怖くない

作詞:上山雅輔 作曲:レイモンド服部 歌:若山彰

制作:1953年(昭和28年) 日本コロムビア

女房なんか怖くない

 

若山彰

1)

虎も鯨もおいらの仲間

女房なんか女房なんか怖くない

いざというときゃ 三行半を

貰っておくれりゃ 世話はない

そだ そだ 女房なんか へっちゃらだい

2)

惚れたら惚れたと云うたがええぞ

女房なんか女房なんか怖くない

もっと寄り添え 遠慮はいらぬ

ただし 口紅付けないで

そだ そだ 女房なんか へっちゃらだい

3)

女房女房といばるな女房

女房なんか女房なんか怖くない

飲んで浮気で またしくじって

謝る亭主が あればこそ

そだ そだ 女房なんか へっちゃらだい

4)

弱い亭主と笑わば笑え

女房なんか女房なんか怖くない

おんな相手じゃあ 大人気ないと

昨夜(ゆうべ)も三べん投げられた

そだ そだ 女房なんかへっちゃらだい

5)

鳥は寝ぐらに 狐は穴に

女房なんか女房なんか怖くない

低いながらも我が家の垣根

越すに越されぬ 影帽子

そだ そだ 女房なんかへっちゃらだい

 

この歌、六兵衛が小学校へ入学した頃に発売されたらしい

古い流行歌だが、もちろん六兵衛に その当時この歌を

聴いた記憶はない。

戦後 民主主義の時代となって、強くなったのは

「女性と靴下(ストッキング)」だと世間では言われていた

時代だったと聞く。

そんな時代を反映した歌のようで、今の六兵衛が聴けば

なんか アホらしい歌詞だし、こんな軽い調子の歌は

決して好きではない六兵衛なのに

何故だか テンポの良さそうなリズムだからか

六兵衛の耳に残って、ときどき 現れてくる。

 

それと もう一つ・・『次男坊鴉』という歌がある。

次男坊烏レコード

作詞:萩原四朗 作曲:倉若晴生 歌:白根一男

制作:1955年(昭和30年)テイチクレコード

次男坊

 

白根一男

 

1)

どこへ飛ぶのか 次男坊鴉

笠にみぞれの 散る中を

なまじ小粋に 別れたせいか

日光街道の 日光街道の

灯(ひ)がうるむ

2)

人が目をむく さむらいやくざ

お奉行さまから 賭場あらし

泥溝(どぶ)の世界に 何故身を投げる

わけはあの娘の わけはあの娘の

瞳(め)に聞きな

3)

恋が切ない 次男坊鴉

逢(お)うて三年 三度笠

なんの今更 旗本ぐらし

どうせ半目(はんめ)と どうせ半目と

出たものを

 

この歌も 特に どうという事もない歌のように思うのだが

「ジナンボ〜、ガラ〜スゥ〜」という そのフレーズが

食器を洗いながら 何気にリズムっている六兵衛がいる。

 

1955年(昭和30年)の制作というから、この歌も

六兵衛の小学生の2,3年の頃の歌で、やはり この歌も

リアルタイムで聴いた記憶は 六兵衛にはない。

この歌のことをネットで調べてみると、市川雷蔵さん主演の

大映映画『次男坊鴉』の主題歌だったという。

映画・次男坊鴉

 

またまた、またまた、古い流行歌の話で恐縮だが

例え 古い昔の歌とはいえ、初めて聴く歌も多々あって

逆に新鮮とも思えたりする。

六兵衛の夜の眠りには、こんな二つの歌を含めた多くの

昔の流行歌が、BGMとして流れている・・。