稲わら作業

数日前に、南草津に暮らす長女が 農家の友人から貰ってくれていた

「稲わら」と「もみ殻」が手元に届いた。

 

その「稲わら」を手でしごき、柔らかいヨレヨレした「わらくず

取り除き、しっかりとした芯の部分だけを「稲わら」として

残すための作業をした。

その作業を「わらすぐり」という事を知った。

 

「籾殻」が2袋、「稲わら」が数束、「わらすぐり」で出来た

「カスわら」もゴミ袋に半分ほどになり、これらを利用して

野菜の根元に敷けば、寒さを凌ぐためや 保湿を保ち

土に混ざれば、やわらかい良い土になるという。

 

そんな作業のなか、少しだが「稲穂」が付いたままの「稲わら」

があったりしたから、そんな「稲穂」を出来るだけ取り置き

した。

 

わずかに残っていた「籾」を集めてみると・・これだけ集まった。

 

・・さて、どうやって「籾殻」を取り除いて「玄米」の状態に

しようか?

その方法を何も思いつかないので、ネットで調べてみると・・

「籾」から「玄米」にするための作業を「籾摺り」というらしい。

素人がする方法として、「すり鉢」に入れた「籾」を軟式のボール

で擦り上げて「籾殻」を取り除く方法とか

荒い表面の板に「籾」を乗せ、その上を別の板でこする方法など

いろいろ あるようだが、六兵衛は「すり鉢」に「籾」をいれ

単純に「すりこぎ」で柔らかく擦る方法で「籾摺り」を行う事に

した。

 

少しづつ「籾殻」が浮いてくる・・。

外に出て、浮き出てくる「籾殻」を息で吹き飛ばしながらの

作業となった。

 

最終的に吹き飛ばした「籾殻」は、集めて1本だけ残っている

「秋ナス」の根元に撒いた。

 

「すりこぎ」で きつく擦ると米が破れるとの注意があったように

壊れた米粒も あったりしはたが、それでも10数分後には

「玄米」約1/3合が出来上がった。

そして それを、精米する・・。

 

今年の夏に、Yahoo!で購入していた中古品の家庭用「精米機」で

仕上げは7分づき、精米時間は最短の1分にセットして

スイッチ ON 。

 

 

出来上がった7分づきの精米を、電気釜で炊くには量が少な過ぎる

からと、つれあいが圧力鍋で炊いてくれて・・

出来上がりました!!