例えば、散歩の時とか、風呂に入っている時とか、病院の待合室にいる時とか・・この頃 フト 思い出す顔がある。
NHKの朝の連続テレビ小説『虎に翼』を観ている。
NHKの朝の連続テレビ小説を毎作ごとに観ている訳ではないが、初めに一度 見てしまうと、やはり続きが気になって、結局最後まで観てしまう事になったりする。
今年4月から始まった『虎の翼』から目が離せなく成っている六兵衛である。
歳をとって涙もろく成った六兵衛とはいえ、このドラマには 毎回のように泣かされている。
特に主人公の寅子の夫(優三)に赤紙(召集令状)が来て、戦地に赴く優三との別れの場面では 泣かされた。
二人が、それぞれの寂しさや辛さを隠して「変顔」をして笑って別れようとするのだが・・
最後に優三が見せた「泣き笑い」の顔が忘れられない・・。
そして、寅子が作ったお守りを大切に持って、出征して行った。
この仲野大賀さんという役者さんが演じている優三の「泣き笑い」の顔が 時々現れては、目頭を熱くしてしまう六兵衛である。