無茶の勘兵衛 第18巻

お待たせしました。 無茶勘 再開!! 第18巻

三年の闘病を潜り抜け、「無茶勘」執筆を再開!

あの感動が よみがえる。

 

物語が途中のまま、4年ちかくも続刊が出版されなかった

二見時代小説文庫の『無茶の勘兵衛日月録シリーズ』だから

もう続巻は出ないのだろう・・と諦めかけていたが

2017年12月に第18巻目となる

『風花の露・無茶の勘兵衛日月録』が 約3年半ぶりに出版された。

最初に記した文言は、第18巻の文庫本の”帯”に書かれていた

キャッチコピーである。

 

 

どうやら 作者の浅黄 斑さんは、長い闘病生活を克服して

再び 創作活動に戻られたようだ。

 

「第17巻・玉響の譜」以来、3年半ぶりに発売されていた

「第18巻・風花の露」の中古本が、昨年の末ころに

やっと中古本らしい価格にまで下がったので購入できた。

しかし、第17巻を読んでから 4年ちかくもの年月が過ぎていて

それまでの内容のほとんどを忘れてしまっている現状である。

だから今回購入した「第18巻」を読む前に

再度「第17巻」を読み直し、物語の大まかな記憶を取り戻す

必要があった。

 

 

江戸時代の初期、徳川家康の次男・結城秀康を祖とする越前福井藩

の支藩・越前大野藩や越後高田藩などの、相続や分藩問題

一族重臣らの権力争い、その上に大和郡山藩の内紛劇へも及び

幕府の大老・酒井忠清の身勝手な権力の横暴 等々

様々な紆余曲折や激しい変転を経ながら

後に「越後騒動」とも呼ばれた大騒動になってしまうのだが

そんな歴史の動きの中で、越前大野藩士・落合勘兵衛の

爽やかな活躍の物語なのである。

 

この小説は、作者自身も認めているように

直接物語の進展には関係のないような「薀蓄話」を随所に挟み

やや横道に逸れてしまいがちになるのだが

それもまた 読者の楽しみの一つとなっていたりする。

 

作者の浅黄 斑さん、無理をせず お身体を労りながら ゆっくりと

「無茶勘」の物語を続けていってもらいたいと 願う・・。

 

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