歯の治療・・その後

昨年の6月頃から 歯医者に通い始めている。

 

何しろ、50年以上も歯医者の世話になることを嫌い

なるに任せてきた その付けが回って

今では まともに噛める歯が、ほとんど ない状態だったから

もう 歯医者先生にすがるしか 他に道はなかった・・のである。

 

今どきの歯医者事情など、まったく知らないきーポケは

多くても20日に1回 程度の予約しか取れない現状に驚いた。

はてさて、このあと 何年 通院すれば治療が終わるのだろう・・

予想もつかない。

 


きーポケが以前 作っていた『大衆娯楽小説は文庫本で』というブログの
2012年の冬の頃に「さし絵」として掲載した91作目のカット絵。

 

それは さておき、歯医者へ治療に通い始める以前から

現在 治療していると”歯”とは別に

少し不安定に グラ付いている ”歯” が1本あった。

いずれ その歯は『抜きましょう・・』と医者に言われているのだが

どうせ抜く歯なら・・と思い

暇があれば 自分の手や舌を使い、”その歯”を自分で抜くための作業

(・・このやり方で これまで きーポケはやってきたのだ・・)

に入ったのが、昨年の暮の頃であった。

 

ギコ ギコ ギコ と、時間をかけて 少しづつ 少しづ動かしながら

新年を迎え、ようやく もう少しで”その歯”が抜けると思える頃に

”その歯”の周りの歯茎が痛くなってきた。

 

だから”その歯”や”その歯茎”を庇いながら

反対側の数少ない歯で、そ〜っと ご飯を食べようとしても

痛くて 痛くて、噛むことも出来ない状態になっていた。

 

次の治療日までには 何とか”その歯”を抜くつもりだったが  叶わず

結局 歯医者に抜いてもらう羽目になってしまった。

 


きーポケが以前 作っていた『大衆娯楽小説は文庫本で』というブログの
2012年の冬の頃に「さし絵」として掲載した94作目のカット絵。

 

まず、痛み止めの麻酔注射をチクッと刺してもらい・・

さぁ!抜いてくれ!!・・と身構えようと する前に

・・えっ?!

抜けてるの・・?!

 

 

きーポケの最初の思惑とは違う工程になったけれど

歯を抜いた その後の痛みも さほどなく

何より 痛くない”歯”で食べる食事の美味しさと喜びを

改めて 噛み締めている きーポケなのである。

 

 

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