無罪判決に 思う・・

2011年に起きた東京電力福島原発事故での

東京電力経営陣3人の刑事責任の有無を問う第一審の裁判は

先日の東京地裁で「無罪」の判決が降りた。


六兵衛が以前 作っていた「大衆娯楽小説は文庫本で」というブログの中の
2011年の秋の頃に「さし絵」として掲載していた69作目のカット絵。

 

言葉では言い尽くせないほどの大きな被害を出した事故なのに

刑事責任は誰にも無い・・という判決である。

おかしかないか?

何かが起これば、日頃から東電の最高責任者として部下に

指示を出し、 おまけに高い給料を貰っている社長などの

経営陣が、何をおいても責任を取るのが当たり前の事だろう。

それが裁判では 誰にも責任はないという。

おかしい!

 

原発事故後の放射能に汚染された冷却水を海に流すという

話も聞こえてくる。

原発事故後、汚染された冷却水は危険だからということで

冷却水はタンクに入れて一時的に保管をして

最終的に何らかの方法で危険な汚染水の処分する・・

その筈が、置き場所が無くなったから海に捨てるという。

 

当然 増えていくと分かっていた筈の汚染水の廃棄の問題に

これまで東電は どう取り組んできたのだろう。

その為の努力もせず、金もかけず

ズルズルと適当にやっていれば、これまでだって東電に甘々の

政府なら、東電が何もしなくても 最後は政府が強引な手法で

上手く誤魔化してくれるだろう・・と

そんな東電と政府との馴れ合いが 見え見えだが

一強政府に誰も何も疑問を投げかけない。

 

これまでにも、安倍政権の お仲間ならば、例えば女性に

乱暴をしても罪には ならなかった。

森友や加計問題に於ける不正な口利き疑惑や文書改ざん等の

責任は、お仲間のした事だからと うやむやのまま終わらせて

・・いや むしろ、安倍政権を守るために公の場で嘘をついた

方が、その後には出世をしている官僚がいる現状だもの。

 

それもこれも、政府の内閣官房内に内閣人事局(国家公務員

幹部職員の人事の一元管理を行うための組織)を設置して

政権の思うままに各中央省庁を掌握してしまった事にある。

 

結果、官僚には政権への忖度(そんたく)が広がり

三権分立であるべき司法の責任者までもを内閣官房が決める

現状では、裁判所も国民より政府の顔色を見るし

国民の公僕たるべき官僚も政府の言いなりである。


六兵衛が以前 作っていた「大衆娯楽小説は文庫本で」というブログの中の

2010年の秋の頃に「さし絵」として掲載していた29作目のカット絵。

 

政権へのチェック機能を果たすべき大きな責任があり

国として存続するための最後の砦となるべきメディアが

国民に真実を報じないのであれば、それはメディアとしての

体をなしていないという恐ろしい現状に成り果てた。

 

NHKをはじめとする大手メディアの弱腰は目に余る。

政権に不利な報道は 政府の反撃を恐れるあまり

言いたいことも言えず、むしろ今のメディアは

安倍政権の応援団に成り下がった。

 

こうやって、安倍政権が ここまで好き放題に出来るのも

それぞれの選挙で安倍自民党が負けないことにある。

 

愚かな政府を作るのは、愚かな国民の所為だ。

このまま安倍政権に好き放題をやらせていたら

日本はボロボロになってしまうだろうに

安倍首相の「強い国」とか「美しい日本」とかの

目先の甘い雰囲気に乗せられている愚かな国民が

日本には多くいる。

 

主だった野党は だらしなく、存在の影すら見えない。

声を挙げるのは、実績の乏しいまだ小さな野党くらい。

そして 昔とは違い 今では もう自民党内の党内野党の声さえ

聞こえてくる様子がない。

 

日本が壊れる前に、目覚めよ 多くの国民よ!

 

コメントする