拝啓 オサムさま
今日も頑張って 禁煙を続けられていると思います。
私の禁煙は、2012年9月から始めましたので
この9月で丁度10年目に入るところです。
ですが ですが 私の場合、未だに「禁煙」との戦いの最中と
いった感じがしています。
時々・・そう 時々なのですが
『今 タバコが吸えたら 美味いだろうなぁ・・』などと
思う事が まだまだ あったりするのですよ。
”完全な卒煙” が出来たと思えるには 個人差があるとは思いますが
私の場合は それが特別長いように思います。
そもそも オサム様から当 六兵衛ブログにコメントを頂く
ようになったキッカケは、2年半ほど前に六兵衛が
昔の日活青春映画『寒い朝』の映画の中で 金子信雄のオヤジが
いつでも どこでも プカプカと平気でタバコを吸っていて・・
そういえば あの頃は、そんな時代だった』と書いた日記に対して
コメントを くださったのでしたね。
・・先日 テレビで たまたま、NHK特集「小椋佳の世界」という
再放送の番組を観ました。
それは1976年(昭和51年)11月に小椋佳さんが初めて
コンサートを開催され、そのコンサートの模様を密着取材した
映像を放映した『小椋佳の世界』というテレビ番組の
45年振りの再放送を、先日 BSプレミアムで放送されていた
のを観たのです。
その番組の中での小椋さんはヘビースモーカーらしく
普段の暮らしの中ではもちろん、コンサートでの休憩中でも
緊張する・・と言いながら タバコを取り出して
吸っている場面が多くありました。
それを観ながら、またまた思い出した映画があります。
「YouTube」から六兵衛の「外付けHDD」に保存している
昔の映画『愛と死を見つめて』を
1ヶ月ほど前に 改めて観ていました。
その映画『愛と死を見つめて』は、小椋佳さんが初めての
コンサートを開かれた時期より10数年 以前の、1964年
(昭和39年)に製作された吉永小百合さん主演の映画です。
その映画の中で、患者役の吉永小百合さんを前にして
医者役の内藤武敏さんが、診察をしながらプカプカとタバコの
煙を吐き出している場面があったのを思い出したのです。
今では考えられませんが、入院中の病室の中で
しかも患者の目の前で、医者がタバコを吸ってるのです。
入院ベットの横には、アルミの灰皿までが置いてあるのです。
もう今では 忘れてしまっていますが
当時としては いつ何処でタバコを吸おうと
ごく当たり前の状況だったのかもしれません・・ね。
昔がどうだった・・とか、いい時代だった・・とか
言い訳にもならない戯れ言ですが、でも こうやってガス抜き
のためにグチるくらいは、大目に見てもらって
禁煙を頑張りましょうね。
敬具 六兵衛 拝