唯心浄土

コロナウイルス騒動で 明日が見えなくなっている情勢だが

幸いな事に 芥川堤道を歩ける六兵衛である。

 

冬の間に川底の砂利を浚う工事が終わり、流れが広くなった

芥川沿いの桜堤公園の桜も、寒さがぶり返したような

今日の強い北風に 花びらが舞い散る。

 

 

「冬枯れのヨシの群れ」と「終わりが近づいた菜の花」と

「今は盛りの桜花」、そして まだ寒そうな水面と・・

冬と春とが同居する芥川の水辺・・。

 

芥川散歩から帰り道、堤道を離れた路地の入り口あたりの

「久安寺」という小さな寺の掲示板に、1枚のポスターが

貼ってあった。

 

『唯心浄土』とか『己身を看よ』とかの文字がある。

「ゆいしんじょうど」とか「こしんをみよ」と読むらしい。

そして、腹の中に顔が・・。

 

ついでだから、家に帰って調べてみた。

『唯心浄土』とは、一切の存在は全て己の心の現れであり

仏陀の住む清浄な土地(浄土)も、己の心の現れである。

『己身を看よ』とは、我が身を見つめよという事。   

・・難しくて よう分からんけど、そういう事・・らしい。

 

各家庭にマスクを2枚配ると言ったというシンゾウ君に

出来る事なら教えて上げたい仏語だが、たぶん素直には

聞いてくれないだろうなぁ・・。