『頑張ったね』

2年間 続けて来た治療のための歯医者通いが、昨日の通院を

最後に終わった。

 

70歳を過ぎて六兵衛の歯の状態は

それまでの不養生のために 抜けた歯も半端なく多く

残っていた歯も虫歯ばかりで、食事をするにも

しっかり噛める歯など ほとんど残っておらず

もう どうにも誤魔化しきれなくなり

年貢の納め時だと覚悟を決めて、半世紀ぶりになる歯科通い

始めたのが、2年前の2018年の5月だった。


六兵衛の独断で、断りもなくスヌーピー君に
虫歯になってもらって登場を願った。

 

治療に通い始めた1ヶ月後に「大阪北部地震」が起きて

我が家の屋根瓦はズリ落ち、室内外の壁が崩れ ひび割れ等の

被害を受けたが、その日が歯医者の予定日だったから とりあえず

治療に出かけりした事もあった。

その後 家は まだグチャグチャのままだったが

サンタクララに暮らす次女とAaronのところへ遊びにも

行ったりした。

 

六兵衛が世話になった歯科医は人気があって患者が多く

2ヶ月に3回くらいしか治療日の予約が取れないものだから

2年間通ったとはいうものの、これまで六兵衛が歯科医の椅子に

緊張して座り 冷や汗をかきながら治療を受けた日は

大雑把に計算して35日から40日という事になるのだろう。

 

昨日 最後の治療が終わって

六兵衛が『ありがとうございました』と礼をいうと

先生が『長い間よく頑張りましたね』と言ってくれた。

そして 思い出した・・。

60年ほど前の 六兵衛がまだ中学生の頃に

せっかくの夏休みの間中、毎日のように歯医者に通い

全ての治療が終わった最後の日に

おじーさんのような歯医者の先生が『よく頑張ったな!』と

褒めてくれた事があった・・と。

 

中学生の子供でも、70歳を過ぎたじーさんでも

医者からすれば 無防備に大口を開けて

緊張してるだろう患者に変わりはないのかも・・と

改めて思った次第である。