百科事典

先日 つれあいが、「iPad」で YouTubeを見ていて

『ダイバーシティー』という言葉を聞いたらしい

あまり耳にしたことのない言葉だったらしく

六兵衛に『その意味を知ってる?』と聞いてきたが

六兵衛だって、そんな言葉 知るはずもない・・。

亭主は頼りにならない?と ばかり、つれあいは 手元にあった

「iPad」を引き寄せ「Siri」を呼び出し

『ダイバーシティーの意味は?』とiPadに質問をした。

 

ネットのフリー百科事典「Wikipedia」が現れ説明によると・・

『組織において、国籍や性別、年齢などの違いを受け入れて

それぞれの多様な価値観や発想を活かす事

「多様性」「相違点」を意味する、スペルは「Diversity」』との

答えが返ってきたという。

 

つれあいが調べようとした「ダイバーシティー」という言葉に

限った事ではなく、日々を暮らす中で、分からない言葉や

知らない事々に出くわすことは たびたびある。

 

もちろん、わからない事柄の全てを調べるつもりはないが

興味を持った事柄などは、知りたいと思うものだ・・。

 

そんな時、常に手元に「パソコン」や「iPad」「スマホ」などの

「I T機器」を持っている現代では、常に百科事典を持ち歩いて

いると同じことで、わからない事があれば その場で便利に

ネット検索出来る。

しかし、「パソコン」や「タブレット」「スマホ」などの

無かった昔は、わからない事を調べる作業は 簡単ではなかった。

 

そう、相変わらずの 六兵衛の昔話になるが・・

50年ほど昔の六兵衛の、若い頃の事を思い出した。

六兵衛が つれあいと世帯を持って2,3年が過ぎた頃・・

長女が生まれたばかりの頃だったか、生まれる少し前の頃

だったか、どちらにしても その頃のことだ。

 

六兵衛が何を考えて、そして 何がキッカケで そうしたのか

まったく今では記憶にないのだが、『平凡社 世界大百科事典』

(​​​​​​​​ 事典23冊、検引1冊、地図が日本地図と世界地図の2冊 )

の全26巻セットを、つれあいに相談もせずに

六兵衛が勝手に購入したことがあった。

購入料金がいくらだったのか記憶にはないが、当時の六兵衛

の給料の1〜2ヶ月分の代金だったのではないかと思う。

若くて未熟な六兵衛だったから、当然 安い給料だったはずで

それなのに 何を考えて そんな高額の買い物をしたのか

そうする理由でも あったのか、記憶は まったくないのだ・・。

 


写真はwebサイトから お借りしたもので、当時購入した「平凡社 世界百科事典」は
すでに もう、六兵衛の手元には ない。

 

念の為、今 現在の平凡社『世界大百科事典』は

いくらで購入出来るのかを調べてみた。

 

2014年 改訂版(セット数が増えて全34巻セット)で

料金は27万円+税という金額になるらしい。

購入後、「百科事典」用の本棚を わざわざ用意して並べていた

のは記憶に残っているが、頻繁に「百科事典」を利用したかと

いえば・・否 だったなぁ。

 

どんなキッカケがあって「百科事典」を購入したにせよ

結局 六兵衛の無駄使いであり、反省の記憶である。

 

コメントする